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  2005年予測と2004年の総まとめ 12.31.2004



2004年の環境、超短縮版

 純粋の環境問題に関しては、本年1年は、比較的平穏だった。それが証拠に、本HPのアクセス数が多少落ちた。

 1月の鳥インフルエンザでスタート。その後、米国でのBSEの発生により、牛丼が消えた。日本は、なんのかんのといいつつ、BSEの全頭検査を続ける。

 国際関係では、イラクの泥沼化と北朝鮮の拉致問題。それ以外にも北オセチア共和国の学校占拠問題など暴力的事件が多かった。

 ブッシュ当選。これで、向こう4年間、地球環境問題は進展しない。

 石油価格が$50を超したが、年末には、多少落ちた。

 スマトラ北部の大地震と大津波。日本では中越地震で死者40名、被害甚大。それに、台風の上陸数が、過去最大の10個。台風23号では、90名の死者。

 今年の夏は、東京で最高気温39.5度、真夏日70日過去最大。気候変動で、熊の被害拡大。

 オレオレ詐欺、女児誘拐殺人、子どもによる殺人など、世の中狂っている。

 これに対し、良いニュースとしては、イチローと16個の金メダル。スポーツだけか。しかし、日本のプロ野球は大混乱。楽天のお陰で、来年も多少興味が繋がった。しかし、巨人の落ち目で、セリーグは駄目だろう。

 地球史を眺めれば、地球環境は決して平穏な時期ばかりではなかった。むしろ、過去30年間程度、地球環境は例外的に平穏だったように思える。

 ところで、本HPの2003年と2004年予測は、以下のようなものだった。


2003年予測
(1)やはり京都議定書対応
(2)持続型消費の社会実現のための経済的枠組み
(3)環境税・エネルギー税
(4)PRTRの結果発表に伴う反応。これは余り大きなものにはならないと思うが。
(5)電磁波問題の方が大きく取り上げられるのではないか。
(6)マイナスイオンの生き残りの亡霊との戦いが多少残る。
(7)大型地震はどうか。
(8)やはりイラクか。生物兵器テロが本当に出るか。種痘をすべきかどうか。しかし、日本には250万人分しかない。

2004年予測
(1)京都議定書の発効。
(2)しかし、環境税議論が進展せず。このあたり、ブッシュ再選かどうかの影響が大きい。
(3)他のリサイクル法は、順調に進展。容器包装リサイクル法は、事業者負担が増える方向。
(4)食糧の安全・安心は、コミュニケーションはそこそこになって、世界での不作対応が問題に。
(5)CSR論が一般的に、しかし、CSRでは環境は改善されない。
(6)地震・テロは危ないが、特にテロは予測不能。
(7)イラクは解決が困難なままに1年経過する。
(8)「我侭と小さな無法」の問題、放置されたまま。企業における大型事故が続く。
(9)アメリカ型経営者が困難に直面。日本型経営が利益を生む。

 かなり外れが多い。2003年予測の大型地震が、2004年に起きた。2004年には成立するものと思っていた京都議定書の成立も2005年にずれ込んだ。

 食料の安全・安心問題は、結局見通しが甘かった。やはり、日本なる国、まあヨーロッパもそうだが、「選挙民の安心」のために超超安全指向にしないと政治家が持たないようだ。

 当たっているところも。ブッシュの再選、イラク問題の継続、などに留まるが。アメリカ型から日本型への経営は、生産拠点の日本へのUターンなどに多少見られる。2回目になったPRTRが関心を全く引かないのには、逆にがっかり。

いうところで、2005年の予測

(1)京都議定書の発効により、環境税の導入が決定的。ただし、実際の導入は2007年からか? 第一約束期間の先については、ブッシュ再選の影響で進まないだろう。
(2)自然災害は、やはり多発? 根拠は無いが、どうも、地球全体が荒れ気味なので。 そして、いよいよ都市型大型地震が日本でも? 台風は、2年連続で10個上陸ということは無いだろう。伊勢湾級の台風が来る可能性は??
(3)鳥インフルエンザが、世界的に多少流行。それほどの死者は出ないだろうが。
(4)様々な詐欺事件が多発する。それも、小さな無法を取り締まらないからか?
(5)景気はうす曇から曇りでこのまま。しかし、生産拠点の国内へのUターンが明確になって、雇用は若干回復か。
(6)事故は? テロは? これは分からない。新幹線の事故が危ないと思っているが。
(7)イラクはいくらなんでも、多少良くなっているだろう。ただし、選挙が旨く行けばという条件付き。
(8)北朝鮮は、どうしようもない。米国が武力行使という可能性は? まあ無いことを祈ろう。
(9)石油の価格は、やはり$50程度までだろう。京都議定書発効で、逆に価格は上がりにくくなるのではないか。