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  2005年総括と2006年予測 12.31.2005
     



 なんと短い1年だったのだろうか。ばたばたしているうちに、あっという間に1年が過ぎてしまった。モーリシャスなどという国に出かけたのは3年ぐらい前のことのように思えるのだが、実は、今年だったのだ。


恒例の2005年の総括である。
今年の重要事項をまとめると次のようになるだろうか。

1月:素材高騰by中国の素材ブラックホール
2月:京都議定書発効
  :インフルエンザ流行
3月:石油限界がニュースに
  :愛・地球博
4月:JR大事故:アガリスクの詐欺事件発覚
  :鳥インフルエンザ変質か
5月:リサイクル費用をスーパー不払い
6月:クールビズスタート
  :アスベスト発覚
7月:東京でも震度5の地震
  :知床、世界遺産
8月:衆議院解散
  :原油価格$70
  :ハリケーンカトリーナ
9月:自民大勝利:株価の急上昇開始
  :容リ法プラごみを燃料化容認
10月:アガリクス本で逮捕
   :カタカナロハス
11月:耐震偽造事件
   :中国松花江汚染
12月:COPMOP1
   :米牛肉復活へ
   :とうとう人口減がスタート

環境三大ニュースにすれば、
(1)京都議定書が発効し、また原油価格が高騰したのに、エネルギー消費量は減らない。国際的合意もまだ遠い。
(2)アスベスト事件のような「過去の遺産」問題がまだ顕在化する
(3)とうとう日本の人口減がスタート。これを世界の人口減に繋げる議論が必要。


ところで、昨年末の2005年予測はどうなっていたのか、と言えば、

2005年の予測
(1)京都議定書の発効により、環境税の導入が決定的。ただし、実際の導入は2007年からか? 第一約束期間の先については、ブッシュ再選の影響で進まないだろう。
 評価:環境税は×。甘かった。原油価格高騰と特別会計の一般会計化の議論で飛んだ感じ。ポスト京都議定書の記述はまあ○。

(2)自然災害は、やはり多発? 根拠は無いが、どうも、地球全体が荒れ気味なので。 そして、いよいよ都市型大型地震が日本でも? 台風は、2年連続で10個上陸ということは無いだろう。伊勢湾級の台風が来る可能性は??
 評価:まあ○。米国にカトリーナ襲来。

(3)鳥インフルエンザが、世界的に多少流行。それほどの死者は出ないだろうが。
 評価:まあ○。

(4)様々な詐欺事件が多発する。それも、小さな無法を取り締まらないからか?
 評価:◎。耐震偽装事件などを見ていると、日本の将来が暗い。やはり、所得第一主義の悪影響なのだろう。全員中流社会への回帰が必要。

(5)景気はうす曇から曇りでこのまま。しかし、生産拠点の国内へのUターンが明確になって、雇用は若干回復か。
 評価:景気は一見悪いようで良く、良いようで悪い。特に、勝ち組負け組が明確になったので、その点を考慮して、○とする。

(6)事故は? テロは? これは分からない。新幹線の事故が危ないと思っているが。
 評価:JR福知山線の事故が起きてしまった。そこで、○か。

(7)イラクはいくらなんでも、多少良くなっているだろう。ただし、選挙が旨く行けばという条件付き。
 評価:これは△。なんとなく、多少良い方向に向かうという気がするので。

(8)北朝鮮は、どうしようもない。米国が武力行使という可能性は? まあ無いことを祈ろう。
 評価:○

(9)石油の価格は、やはり$50程度までだろう。京都議定書発効で、逆に価格は上がりにくくなるのではないか。
 評価:×。投機筋が石油枯渇論に乗って、かなりの投資を行ったのが高騰の理由なのだろうが。


それでは、最後に、2006年の当らない予測

(1)ポスト京都議定書は難航する。米国はブッシュ政権の間は駄目だし、日本も離脱を匂わせる可能性が高い。

(2)そろそろ日本の大都市部に地震が来てもおかしくない。

(3)鳥インフルエンザは、ウイルスの毒性が徐々に下がるため、流行しても死者はそれほどではないと思う。その流行だが、その判断がもっとも難しいところ。ヒトからヒトへの感染が起きる予測は、地震の予測と同じぐらい無理なのだが、2006年にはまだ無いとしておこう。

(4)詐欺事件などへの対応の不満が爆発。同時に、小泉政権の終焉に向けて、様々な議論が行われる。小さな政府論は若干の修正が行われるが、消費税増税を決断できる首相が選ばれる可能性は低い。日本の財政赤字拡大は止まらない。

(5)景気は、こんな状態で行けば上出来。消費税増税の駆け込み需要があれば、さらに行けそう。

(6)人災的な事故は多発する。詐欺もますます巧妙になって被害多発。インターネット上の大々的な詐欺が起きるかもしれない。

(7)国際情勢は、アフリカは当然として、旧ソ連圏が危険か。イラクはいくらなんでも、そろそろ良くならないと。

(8)石油価格は、激しく動くのではないか。$80を伺う動きが出そうに思う。いずれにしても、$50を大きく下回ることは無いだろう。

(9)中国と日本の関係は、エネルギーを巡ってますます難しい情勢へ。