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 2010年の年賀状   2010年元旦
     




 今年は、どうにも様々なことが起きそうな気がします。それ自身悪いことではなく、21世紀が10年経ってやっと本格的に始まる胎動なのかも知れません。20世紀という世紀は、人類史上、まれに見る世紀でした。いや、空前絶後という世紀だったように思えます。日本も、第二次世界大戦を戦い、その後、奇跡の復興を果たしたのですが、もしも終戦が2045年だったら、同じことはできなかったかもしれません。

 沈滞する国=日本ですが、一時期、北欧諸国がそうであったように、今後の再度の発展、いや、真の成熟のために、何を変えるべきなのか、何を変えるべきでないのか、そんな試行錯誤がしばらく続くでしょう。それには、もっと遠い未来を見た政治が行われることが必須なのですが、これが実現できるかどうか、いささか心配です。

 視線を世界に向ければ、アジアは、アフリカと違って、最後の発展に間に合ったように思います。中国も、現在のところ奇跡的な発展をしていますが、最終的に日本のような成熟社会にはなれないような気がします。しばらくは、米国の経済発展のパターンを追随することになるのでしょう。成熟した社会を作ったことそれ自体は、悪いことではないのです。

 皆様の今年のご健闘を祈ります。



追記:
 首振り虎(張り子の虎)のガラス版のつもり。ソフトを新調し、国産ソフトShade10.5に変えました。光の扱い方がこれまでのソフトと違うようで、ガラスらしさは同じように出るのですが、ガラス製の物体の影の付き方が全く違うのは、やはり所詮近似計算をやっているからなのでしょう。物理現象を忠実に再現することの難しさは、気候変動のシミュレーションでも、恐らく同様なのでしょう。