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  CO2Calculatorを公開します 
  02.22.2015
  ベストミックスと約束草案の議論に参加しよう




 電力ベストミックスの審議会、COP21に向けた約束草案のための審議会などに参加していると、自分のもっている感覚を数値化するなんらかのツールが必要になります。どこかにあるのだろう、と思っていましたが、どうも、自分の目的に適合するツールは無い、との確信に至りました。

 そして、自分で新たに作ることを決意して、2月14日に丸一日使って、データを収集し、エクセル上に表1枚だから一目で分かるCO2Calculatorを作りました。

 しかし、この計算法で本当に正しいのか、いささか疑問になりましたので、みずほ情報総研のこの分野でのエクスパート集団に相談したところ、ロジックとデータの正当性のチェック、さらには、若干の機能が追加されて返送されてきました。本日、使用法の追加や、数値の表示などをちょっと変更しまして、先ほど、公開するバージョンが出来上がりました。

 ダウンロード:エクセルのファイルです。クリック、もしくは、右クリックでメニューに従い、ダウンロードして下さい。(ご使用のうブラウザによって違います)。

 CO2CalculatorVer1_150222up.xlsxのダウンロード    


0. 目的

 2030年におけるCO排出量をどのぐらい削減できるか、その数値的感覚を得ることが目的です。

 発電構成を%と2030年での発電電力総量の推定値を入力し、運輸・産業での追加対策と家庭・業務での追加対策を入力すると2030年での二酸化炭素発生量の概略値が2013年比、2005年比で計算できます。

 なお、追加対策によって、例えば、電気自動車が増えれば、必要な追加発電量は表示されますが、その追加電力分によるCO削減量の変化は、プログラムの構成上考慮しておりません。

 また、小数点以下の数値の影響で、計算される数値が1程度ずれることがあります。

画面はこんな様子です。




1.発電量の構成の入力

 最初は、発電量の構成です。2013年の実績値が入っていますので、2030年に、それぞれ何パーセントになるかを推測して、合計値が100.0になるように 黄色いセルに数値を入れて下さい。

 (BaU)と書いてあるところが、2030年の総発電量の推測値ですので、増えるのか、あるいは増えないのか、を考えて黄色いセル入力して下さい。ただし、追加対策を行いますと、(対策後)の数値が変化します。それは、例えば、自動車の電動化が進めば、当然、電気の消費量が増えますので、その数値が反映されてきます。それを睨んで、また、修正をして下さい。



2.運輸・産業の追加対策の入力

 ここでは、運輸部門の省エネとして、ガソリン・軽油などの使用量、産業の省エネとして電力とそれ以外がどのぐらい進むか、黄色いセルにその数値を入れます。単位はPJというエネルギー単位ですが、余り気にしないで、適当な数値を入れて下さい。追加削減量と全削減量が計算されます。



3.家庭・業務の追加対策の入力

 ここでは、家庭部門と業務(Office)部門での省エネがどのぐらい行われるかを入力します。単位はやはりPJですが、想像しつつ黄色いセルに入力して下さい。追加削減量と全削減量が計算されます。



4.削減量について

 日本という国が、いかに排出量の相対値が下がって3.7%程度だとは言っても、未だに世界第5位の排出量です。米国が2025年に2005年比で26〜28%の削減、EUが1990年比で40%の削減をすでに表明していることを考えると、できれば25%の削減を表明したいところですが、それがいかに難しいか、実際の数値をいじってみるとお分かりになるかと思います。

 ドイツの排出量が世界第6位で、2011年で2.2%ですが、人口一人あたりの排出量で比較してみると、2013年で8062万人、日本が1億2730万人として、日本の方が1割程度多くのCOを排出しています。

 一般に、寒い国ほど暖房に多くのエネルギーが必要なので、CO排出量は多いので、ヨーロッパは排出用が多くなるはずなのですが、ドイツの省エネのが進んでいることが推測されます。あるいは、産業の構造が違うからと言うこともできるかもしれません。

 最後にグラフも出ますので、これまでのトレンドと削減の方向性が分かります。


5.お問い合わせ

 yasui@yasuienv.net (日本語フォント@を英語小文字@に直して下さい)。

普段、全く使っていないアドレスですので、お返事には時間が掛かる可能性が高いです。ご了承下さい。