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エコプレミアム個人ポイント 07.01.2004 |
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7月30日に開催するエコプレミアムクラブ発足記念講演会であるが、実は、このクラブの詳細が決まっている訳ではない。特に、個人会員をどうするか、ということについては、なんの検討もしていないのが実態である。 そこで今回、果たしてどんなことになるのか、空想をしてみたい。読者諸兄(姉)の考える資格とはいかなるものか、もしも御意見をいただければ幸いである。なお、この記事は、成田からの飛行機の中で書いているので、細かいデータのチェックはできていない。 C先生:エコプレミアムの概念をもう一回復習した方が良いか。 A君:簡単に。特に、旧来型というか金銭節約型の環境対応との違いについて。 B君:昔ながらのケチケチ節約を全く含まない訳ではないが、重みの付け方がやや違う。 C先生:エコプレミアム商品(サービス)のもっとも基本的な概念は、(1)地球の消耗をできるだけ防いでいる商品(サービス)で、(2)しかし、経済的な効果は大きいこと。単なる省資源・省エネルギーも認めるが、それに加えて、資源生産性的な考え方で、なんらかの付加的な価値があると点が高い。 A君:その(2)にどのぐらいの重みを置くか、これがポイントになって、色々とあり得るので、様々なカテゴリーが出てくる。 B君:やはり具体的な商品(サービス)を記述すべきだろう。 C先生:すでにエコプレミアム研究所でも取り上げたが、「エコキュート」、「プリウス」は偉い。これを基準として、他の商品の点数を記述すべきではないか。 A君:しかし、エコキュートは何点? B君:これまでの検討では、プリウスは、10万キロの走行で、普通の車に比べて、13トンぐらいのCO2を減らす。エコキュートは、ガス給湯機との比較で、年間320kgのCO2を減らす。10年間で3.2トン。15年なら5トン近く。 C先生:そんな議論をすると、太陽電池はどうなんだ。20年寿命があったとして、最初の5年間で、製造に関わるCO2放出量を減らしたことにして、6年目から15年間は、エネルギーを出したとする。1kWの太陽電池が、年間1200kWhの電力を出したとすると、0.38倍してと。450kgのCO2ぐらいか。15年だと6.5トンぐらい。 A君:もしも太陽電池1kWとエコキュートを比べますと、太陽電池の方が多少偉いのでしょうか。まあ、誤差の内でしょうかね。 B君:その比較はなかなか面白い。というのは、プリウスだと、230万円ぐらいで13トン。エコキュートだと70万円ぐらいで5トン、太陽電池だと100万円ぐらいで6トンちょっと。大体価格と合っている。 A君:ということは、大体の比較は、二酸化炭素放出量削減で点数を付けても、価値を金額で測った場合と比較して、そんなにおかしなことにならない、ということですか。 B君:だから、二酸化炭素放出削減量を基本として、それ以外の要素は、それこそ適当に考え、それを点数の基本にすれば良いのでは。 C先生:別に反対ということではないが、例えば、セルシオに乗っていて、プリウスに乗り換えたら、何点かをゲットできるとして、カローラに乗っていて、プリウスに乗り換えたら同じ点なのか。 A君:車を持たないというのは見識の一つ。小型車を選択するのも見識。だとすると、セルシオには、マイナス点を与えることになるのでは。ただ、経済効果もあるから、難しいところ。 B君:マイナス点を考慮すべきかどうか、これは判断の迷うところ。例えば、タバコを1日10本吸うという人の場合には、減点すべきかどうか。税金を払ってくれているという効果をどう判断すべきか。 A君:米国が禁煙に走ったのは、タバコを追放することによって医療費の削減を目指したという話もあって、税金の支払いはもともと飛んでいるのではないですかね。 C先生:とりあえず、マイナス点は考慮するが、その効果分を全部マイナスにするのではなく、多少訳の分からない形にするしか無い。 A君:例えば、それでは、プリウスを持っているということで、200点。もしも、燃費が悪い大型車を持っていたら、マイナス50点。車を持たないという主義主張があれば、プラス50点ぐらい。その間を燃費で評価する。カローラぐらいだと、0点近くになるのでは。 B君:おいおい、1万円1点かよ。プリウスが200点ということは。 A君:ばれましたか。エコキュートが60点、太陽光発電も、1kWあたり60点ぐらいではいかが。ただし、エコキュート以外のオール電化住宅は、マイナス30点。 B君:太陽光発電は、最終的にゴミになる。リサイクルが考えられていないから、もっと厳しくすべきだ。エコキュートも同じか。 A君:まあ特に配慮するまでも無さそう。 B君:太陽給湯機はどうする。 A君:一律20点。 B君:タバコはどうする。吸っていたら? A君:やはりマイナス50点ぐらいではどうでしょう。CO2排出削減とは全く関係無しですが。 B君:それでは、効率の良い冷蔵庫に買い換えたら。 A君:年間消費電力量にして300kWhぐらいが境目でしょうか。これ以下ならプラス20点では。それ以上でも、まあ0点。 B君:ノンフロンは評価するのか。 A君:これは、本HPの主張であるノンフロン冷蔵庫のリサイクルシステム完成のメッセージが大々的に出たら、+10点。それまでは、評価しないのが見識でしょう。個人がノンフロンを買ったのに、メーカー側の対応が悪くて、点数が付かない。誰の責任か。 B君:エアコンはどうする。 A君:これは難しい。効率だけでなくて、台数もありますし、設定温度の問題もありますね。 B君:ある人の家にCOPが5以上のエアコンであれば台数に関わらずプラスだろう。ただし、設定温度が問題ですよ。夏28度以上の設定しかしないという条件を満たせば、そうですね。40点。27度設定なら20点、26度以下に設定することがあれば0点。 A君:まあ、そんなもので良いことにしますか。なんだか理由付けが難しいですが。 B君:プラズマテレビ、液晶テレビは? A君:これは、経済効果は高いのですが、消費電力の増大がいささか気になる商品ですね。これまでのテレビだと恐らく150Wぐらいの電力消費だったものが、42インチなどになれば、300Wにはなるのでは。 B君:経済効果が高いから、多少認めるか。ただし、まだ電力が高いので、条件を厳しく。また、ブラウン管テレビ、あるいは、テレビなど持たないということも評価。 A君:プラズマ42インチで250Wを切ったテレビであれば、20点。それ以外は面積比例で。もっとも、まだ、存在していませんが。 B君:それだと、液晶はみなOKになってしまう。 A君:液晶の場合、製造時のエネルギーが莫大なので、別に厳しく評価すべきでしょうね。32インチで、140W以下ぐらいでは。 B君:ブラウン管テレビなら、0点。テレビなど、所有しないというのなら、20点。 C先生:電気器具は良いことにして、全く違うジャンルに行こう。例えば、無洗米。 A君:無洗米は、確かに環境負荷は低いのですが、それは下水の負荷の削減が原因。 B君:それにプレミアムとは言いがたいような気がする。 A君:米のプレミアムは、やはり、自分できっちり研いで(磨いで)おいしく炊く。利便性追求商品で、なんとなく、本格指向ではなく、プレミアムでもない。 B君:無洗米0点。 C先生:それなら、いつも良く言う話だが、ロレックスの資源生産性は、使い捨ての時計よりはかなりまし。 A君:ブランドプレミアムで、エコプレミアムとは言いがたい。しかし、多少評価するのが良いのかもしれませんえ。特にオーバーホールしながら使うなら。 B君:よし高級時計を2回以上オーバーホールして使っているのなら、20点だ。 A君:高級カバン・ハンドバッグを10年以上つかっていれば、20点。 B君:革靴の底を張り替えたものを持っていれば20点。 C先生:衣料はどうする。 A君:これは難しいなあ。とりあえず考えない。 B君:いやいや。ユニクロ製品を着ないなら10点。 C先生:それでは大物。家はどうする。寒冷地の外断熱住宅は良さそうなんだが。 A君:省エネルギー効果というよりも、カビ対策だという話がありますが。 B君:二重サッシとか、複層ガラスとかは。 C先生:金額的には大きい。しかし、定量的には難しいか。 A君:どうせエイヤの世界。外断熱住宅80点、二重サッシ・複層ガラス30点。その他の自己申請に基づく工夫、例えばパッシブソーラーなども採点する。ただし、家関係では合計、最大100点まで。 B君:ただし、新築したのに、エアコン・暖房を入れなかった、という人が居たら、それは上記基準に加えて、特別プラス100点。 A君:地域を考えないと駄目。これに、地域ファクターを考慮する。 B君:北海道だとまた厳しいのでは。 A君:地域ファクターは、後で検討。 B君:家だと、構造体の寿命が問題となりそう。40年以上の構造体の家なら、80点上げたい。 C先生:そろそろ、細かいところに行こう。というよりも、プレミアムとは言いがたいところの環境負荷削減。まず、リサイクル。 A君:容器包装や紙・新聞など分別、リサイクルを必ずやっている。これが満点で50点ぐらいでは。具体的には自己申告で。 B君:細かい省エネ工夫。例えば、照明器具なら、電球型蛍光灯。 A君:これは結構プレミアムな技術が使われているので。1個あたり効果を度外視して5点。 A君:水は再生可能資源だし、そのエネルギー消費は少ない。まあ、しかし、節水を心がけているということで10点ぐらいでは。余りプレミアムというものでもないので。 B君:象徴的な問題として、レジ袋などは。 A君:マイバッグを常時使っているのが、20点ぐらいでは。これもプレミアムとも言いにくいので。 B君:コンビニ弁当を買わないというのは。 A君:これも20点ぐらい上げたい。 B君:割箸を使わないというのは。 A君:これが徹底的にできるのなら、40点ぐらい上げたい。なかなか難しいことなので。 B君:ちょっと解説を。かつて割箸は間伐材だから、いくら節約しても環境負荷削減になっていないという話があったが、このところ、割箸は、安価なものは中国からの輸入品で、しかも木材はシベリア産。間伐材でもなんでもない、という話なので、割箸はやはり削減対象にすべきだ。 C先生:まあ大体はこんなところか。一通り、テーブルにしてくれ。 A君:エコプレミアム点数表案(最終段階で、独断で、点まで変えました) 車関係 住宅エネルギー関係 新築したのに、エアコンも暖房も入れない 100点 電気器具関係 平板テレビ 台数によらず 保温時電力の高い(25W以上)電気ポット マイナス20点 パソコンサーバを自宅で運用 マイナス50点 電球型蛍光灯 1個5点 食料関係 身の回りのもの関係 旧来型環境行動 ボランティア 地域環境ボランティア活動 その他の環境ボランティア活動 社会的秩序 酒・タバコ
B君:これで個人評価はどうやってやるんだ。合計点数か。 A君:当然ですね。まあ、700点もあればエコプレミアムS級。600点でエコプレミアム1級。それで、100点ぐらいで、エコプレミアム6級ぐらいでは。 A君:190点。エコプレミアム5級。若干、他のポイントもあるだろうから、4級でしょうか。 |
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