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 21世紀の環境リーダー育成    02.28.2010
     



 環境人材コンソーシアムという組織を現在立ち上げるべく準備会が活動している。
http://www.eco-lead.jp
その背景は様々な要素があって、リーダーにどのような役割を果たして貰うのか、その狙いも単一ではない。

 周辺状況も様々なものがある。まず、日本の環境エネルギー技術を強固な産業とし、2050年程度までの糧にすると同時に、アジアを中心とした世界に貢献しなければならないということがある。

 現在、タイで化学工業による環境汚染が問題になっているように、途上国での汚染が日本の1960年代と同じような道筋を取りかねないことがあり、日本の経験を活かすことが可能だろうと考えられていることである。

 アフリカなどの最貧国では、まずは経済的に成長してもらう以外にない。そうでないと、地球上の人口の増加は止まらない。そのためには、どんな支援が良いのか。

 日本国内では、客観的には安全であるものが安全と認識されないといった問題がある。例えば、水道水である。

 九州版だったので、お読みになった方は少ないだろうが、2月12日の朝日新聞の生活欄に、「おいしい水、違いは何?」という記事を古田記者が書いていて、筆者のコメントが掲載された。

 「水道水はなんとなく気持ちが悪い」と飲むことを嫌う一方で、水道水よりも感染症や不純物のリスクが遙かに高い「名水」というものを汲みに行く人が増えているという話であった。

 子どもの喘息などは増えている。その原因が雑菌などへの暴露が下がったためか、それとも、人工的な化学物質暴露が原因なのか、という問題意識で、エコチル調査などが行われる。

 このような様々な要素のある環境の状況を的確に把握し、自らの意見を決め、そして行動に移すことができるような環境リーダーが求められている。これが環境人材育成コンソーシアムである。

 3月19日に中央大学駿河台記念館で行われる環境コンソーシアム準備会で、60分間の基調講演を行う予定である。定員120名であるが、参加無料なので、よろしければ、お聴き下さい。
http://www.eco-lead.jp/seminar05.html



C先生:「21世紀の環境リーダーをどう育成するか」。これは難問である。多くの場合、人材の育成ということに解を求めるにしても、正しい対応をすることはかなり難しい。難問を与えられたときに、しばらくブレインストーミングを行ったあと、頭を若干整理するという方法が必要。われわれがそのための常套手段として用いることが、歴史を振り返ることだ。今回もその手段を用いてみたい。

歴史から入る

A君:環境問題といっても、最近は気候変動問題とそれに対応する低炭素化技術。しかし、それ以前だと、様々な問題があった。当然のこととして地域の環境汚染。水、大気、などなどの汚染。そして、地球環境問題でも、例えば、オゾン層の破壊に関わる問題。さらには、汚染物質の越境汚染とか。

B君:地球環境問題というと、1992年のリオのサミットで一般的な認識が高まったのだが、その当時、以下の9種類に分類されることが多かった。
地球温暖化
オゾン層破壊
酸性化
途上国汚染
汚染物越境移動
砂漠化
野生生物減少
熱帯林消滅
海洋汚染

A君:これだと、地球環境と言いながら、途上国汚染などが含まれているということは、ほぼ全ての種類の環境問題を含むという理解ですね。

B君:タイで問題が起きているが、歴史的な状況を振り返ると、やはり、公害問題では日本が世界でもっとも汚染度が高かったように思う。それに比べると、途上国の汚染は、現状の汚染度という尺度だけで見ると、まだそれほどでもないのかもしれない。回復が可能だと思う。

C先生:日本という国の環境汚染が激しかったことは事実だけど、現状まで回復できたことは、これは、単に技術を開発し投入したからだけではない。むしろ、国土の状況が有利だったからではないか。「海洋に囲まれた急峻な勾配の国土」だということだ。河川が汚染されたのだが、それが海洋汚染になって、水俣とか富士市田子の浦のように、浚渫を行わなければならなかった地域もあるが、多くのそれ以外の地域では、急流の河川水が海洋底にまで、流し出してくれたのではないだろうか。

A君:ところが、米国の五大湖汚染のように、水の流れが遅いところでは、汚染は自然に分解することによってしか解決されない。となると、重金属類のようにもともと分解されない汚染源、あるいは、PCBのように、太陽光がないと分解されないような難分解性物質による汚染は、未来永劫続く可能性がある。

B君:現時点だと、中国の汚染はそのような経路を取る可能性があるように思える。

C先生:公害系の汚染による環境問題であれば、そのあたりが議論の出発点で良いのだが、地球環境問題でも、特に、気候変動問題になると、議論の出発点をもっともっと昔に戻す必要がある。

A君:確かに。個別の環境問題は、それぞれの原因を取り除くことで解決ができる。例えば、工場排水が問題の水質汚濁であれば、その排水を処理する装置を付ければ良い。

B君:もちろん、それにはお金が掛かる。そのためには、しっかりした環境規制を行わなければならない。

A君:タイのケースでも、国の責任が問われているらしいですね。

C先生:ところが、気候変動問題になると、これは、個別の問題とは言い難い。そもそも温室効果ガスでもっとも重要だとされているCO2が有害物質だという訳では無い。植物にとっては栄養源だし、地球生態系にとって必須の物質だ。だから、問題は、別の表現をしなければならないのだが、それはまた後で。ここでは、視点をもっと昔に戻すことが必要、ということだけを再度言いたい。

A君:最近話題になっている、英国で起きたクライメットゲート事件と呼ばれる過去の温度データを誤魔化したということなどを見ても分かるように、データは、1000年前まで戻る必要がある。

B君:いやいや、最低でも、最終氷期であるヴュルム氷期が終わった後からの検討が必要なのではないか。

C先生:このHPではまともに紹介していないが、「10万年の世界経済史という本がある。
10万年の世界経済史 上 (単行本)
グレゴリー・クラーク (著), 久保 恵美子 (翻訳) 単行本: 315ページ \2520+税
出版社: 日経BP社 (2009/4/23)
発売日: 2009/4/23
 この本は、本題は、産業革命の話であって、本当に10万年の歴史を紐解いている訳では無いが、世界人口については、やはり1万2千年、豊かさについては3000年に渡る推定を元に議論をしている。
 そして、過去3000年間、人類は豊になったのか。クラーク氏の主張は、豊かさをどのような食物を食べていたのか、で評価すると、ほとんど豊になっていない。むしろ、産業革命を契機として、非常に豊かな人がでた一方、アフリカ最貧国などのように、非常に貧しい人ができた。人類が3000年間やってきたことは、単に格差を拡げただけなのではないか。

A君:クラーク氏の人口の増大のグラフもインパクトがあって、こちらは、別のデータをエクセルでグラフ化したものをすでに本HPでも紹介しています。
http://www.yasuienv.net/LecMidEast.htm
の4番目の図ですが。
 16世紀までの人口はほとんど増えていない。それに対して19世紀、20世紀の増加は、ほぼ垂直に近い伸び。

B君:現在の環境問題の根源が、この人口の増大と産業革命以降の化石燃料の大量消費とその結果生まれた所得格差にある。

C先生:そんな長期的な歴史観に裏付けられた環境観を持っていることが環境リーダーになるためには、必要だと思う。これを大きな流れで見る原則とでも命名する。

マスターすべき原則

A君:なにやら環境リーダーがマスターすべき「原則」に関する話になっていますね。別途リストを作りますか。「大きな時の流れでみる原則」を記録。

B君:環境リーダーには、いくつかの原則を理解しているという条件があるということを意味するが、それ以外のリーダーの条件も記録すべきではないか。

A君:条件とは、先ほどの原則の議論より上位に存在するという理解で良いですね。「いくつかの原則を理解している」を記録。

C先生:原則は環境という領域でのモノの見方に関わること。一方、条件は備えるべき知識とか判断力とかいった個人の能力に関わることだ。さて、どちらを先に議論するか。

A君:先に、環境をどのように見るて、どのように対処すべきかという議論をすべきでしょう。そして、その対処ができるような人として環境リーダーの能力を考える。

B君:それで良いだろう。

C先生:同意。環境問題というものの議論をし始めたので、それが良い。
 さて、環境問題は単一条件で議論できるような問題ではない。多くの場合に複数の条件を考慮する必要があるが、その複数の条件を比較するための原則があるはずだ。

リスクで見る原則

A君:それは「リスク」ですよね。リスクはできるだけ少ない方が良い。しかし、ゼロにしようとすると、別のところにリスクが発生する、などという議論をし続けているのがこのHPですが。

B君:第2原則:「リスクで見る原則」を記録するか。

A君:「リスクにはトレードオフがある」、「グローバルなリスクとローカルなリスクがある」、「リスクはゼロにはならない」、「個のリスクと集団のリスクがある」、「世代を超えたリスクの議論が必要」、リスクの原則の下に、色々とリスクの細則がありますね。

B君:それはそうだ。リスクというものを考えると、「トレードオフ」「非ゼロ」は、リスクというモノに固有の問題。一方、「グローバル/ローカル」「世代間」「個/集団」は、環境問題のリスクに固有か。

持続可能性で見る原則

C先生:環境問題に固有というよりも、時間軸、空間軸での広がりを考慮すべきだ、ということのように思える。これは、単なる環境問題というよりも、持続可能性の問題という位置づけが良いだろう。第3原則として「持続可能性で見る原則」というものを作って、その下の細則に、3種のリスクの見方を配することしよう。

A君:了解。記録します。

B君:これで大分形にはなった。しかし、環境問題の解決には、単に分析をすれば答が出るという訳では無い。解決策は、地域によっても、また社会の発展状態によっても違うから、解決のためには最適シナリオを構築する必要がある。

解決シナリオ必須の原則

C先生:環境問題の解決は、やはり政策の立案と実施が必要だから、当然解決シナリオというものが描かれる必要があって、それが政策に繋がることが必要不可欠。

A君:それでは、それを第4原則として「解決シナリオ必須の原則」

B君:さて、これで必要かつ十分なのか。

A君:その証明は不可能。使いながら、不十分な補充するということで良いのでは。

C先生:実は、大きな問題はまだあるのだ。それは、環境や生態系に絶対的な価値を認めるかどうかで違ってくる。西欧的なというか、キリスト教的というか、人間社会優先型の思想、すなわち、自然は人類に生態系サービスを提供する存在であるために、保全し共生しなければならないと考えるのであれば、これでそこそこ行けそうな気がする。

A君:ということは、もしも生態系に絶対的な価値があることを前提とした原則は、かなり違ったものになるということですね。

B君:それはそうだ。リスクの主体を人以外の生物に置くエコテロリズムのような考え方を良いとすれば、全く違ったものになる。

A君:ということで、そこそこ行けそうな原則を次の図に示します。



図1 環境を見る原則

C先生:それぞれを若干説明するべきなのだ。しかし、その詳細を述べることになると、それだけで2回分ぐらいの記事になりそうだ。

A君:しかし、これまでこのHPで何回も触れてはいる。

B君:一行だけの説明を加えて、それを超す部分は、今後の課題ということで良いのでは。

C先生:3月19日の講演では、過去の例などを用いて詳しく述べることになるものと思う。そのため、本HPとしては宿題としたい。
 むしろ、今日は、環境リーダーの条件というより上位の概念についての議論をしておきたい。

各原則の簡単な説明

A君:了解。それでは、環境を見る原則に短いコメントを付ける作業を先に。

第1原則:「大きな流れでみる原則」
 人類が猿から分かれてすでに数100万年。かなり長い経験を積んでいる。過去を理解しないで、未来を語ることは不可能。

第2原則:「リスクで見る原則」
 人類中心主義と言われるかも知れないが、環境を見る原則は、やはり人類の生存に関するリスクをいかに低減するかである。

2−1:「トレードオフ必在の原則」
 一つのリスクを低減しようとすると、必ず相反して増えてしまうリスクがある。

2−2:「リスク非ゼロの原則」
 あるリスクを完全にゼロにしようとしてもそれは多くの場合無意味であるし、かつ不可能である。

第3原則:「持続可能性で見る原則」
 持続可能性という言葉の定義は難しいが、ここでは、人類の生存を持続可能にすること、と定義する。ただし、ある特定の地域だけで生存することに意味を見いだすことはしない。

3−1:「将来世代/現世代の原則」
 現世代だけを考えて人類の生存を最適化しても意味がない。将来世代の生存を十分に考慮すべき。

3−2:「種/個体の原則」
 ある生物個体だけの生存を考えることには大きな意味はない。種としての生存を考えることが重要。

3−3:「グローバル/ローカルの原則」
 ある地域だけを最適な状況にしても、その地域外が非持続可能になってしまえば無意味。

第4原則:「解決シナリオ必須の原則」
 環境に関わることは、単一の問題だけを解決しても無意味。その地域全体、その地域に隣接する地域の状況、最終的には、地球環境とも整合性をもった解決シナリオを書くことが必要。

B君:まあ、そんなところで良いとしよう。

環境リーダーの条件

C先生:先ほども述べたように、もう一段上の「環境リーダーの条件」ということ議論したい。

A君:条件その1としては、先ほど出たような原則を正しく理解しているということで良いですね。まあ正しい知識があることとも言えますが。

B君:それはそうだ。環境リーダーに求められることは、やはり問題の解決能力だ。問題といっても、個別の問題ではなくて、現代社会が非持続型であるという広義の問題に対しても解決を見いだすという意味だが。

A君:そうなると、問題について、それが個別の問題である場合もあるし、複合的な問題である場合もあるのだけれど、問題を解析するスキルが必要

B君:スキルね。妥当な表現かもしれない。スキルと言えば、われわれの専門に近いライフサイクルアセスメント=LCAもスキルの一つ。

A君:それは、地球への環境負荷を定量的に理解する方法論ですから当然。しかし、人間社会を理解する方法論もスキルになる。例えば、心理学とか哲学とか。

B君:心理学は重要かもしれない。哲学というと重すぎるように思うが、価値や責任の議論はできることを求められる。

A君:責任となれば、社会的責任SR=Social Responcibility。

B君:価値は、環境保護や保全の議論でも重要なのだが、産業論などを述べるときにも必須だ。

C先生:いきなり心理学だ哲学だという話になっているが、もっとモノよりのものとして、環境の人体へのリスクのような物理的化学的なスキルも必要だ。

A君:そうでした。人間活動が環境にどのように影響するかを見る基本的なツールとして、LCA。その人体や生態系への影響を評価する毒性リスク評価というスキルがあります。

B君:毒性だけでなくて、爆発や火災などの影響評価を含めることにしよう。言葉としては、まだこなれていないが、安全リスク評価のスキル。

C先生:技術のあり方を評価するスキルとして、しばしばMOT(management of technology)が言われる。

A君:MOTという言葉の定義も、米国のMBA流だと、「技術投資の費用対効果を最大化」することが一般的で、そこに技術の陰の部分をどのぐらい含むのか、やや不明。

B君:やはり技術の陰の部分も明示的に含む定義の方が良いように思える。

C先生:米国の工業が衰退し、一方、日本の産業活力が高かった1980年前後に、米国の産業をなんとかしなければならない、という発想で始まったものだと理解しているが、その時点では、トヨタのお家芸だった「ジャストインタイム」とか、「カイゼン」とかいったコンセプトを米国がどう受け入れるかといったことが強調されていたように思える。

A君:その後、バブル崩壊で、日本の産業が衰退。今後、低炭素技術で世界を制覇したいと思っているが、例えば、原子力の売り込みでは、UAEで韓国に、そして、ベトナムではロシアに負けた。

B君:技術マネジメントというよりも、多数のライバルが残っている国内での競争に疲弊していて、海外に出る活力を失っていることの方が問題。

C先生:新聞記事によれば、経産省も、とうとうそれを問題の中心に据える気になったようだ。韓国だと、自動車ならヒュンダイ、電機だとサムソンとLG。ヨーロッパでも各国1〜2社と決まっているのに、日本の自動車メーカーは、何社あるのだ。

A君:ちょっと話がずれましたが、解析のスキルとして、LCAや安全リスク評価、さらには、SRやMOTなども加えて、様々なスキルを身につける必要がある。

B君:そうやって正しい原則の理解に基づき、スキルを活用して問題を解析する。これで答は出たのか。

A君:それはまだ答の原料みたいなものが出たことにしかならない。解析結果は解析結果であって、それを合成して解決に資するものに変えなければならない。

B君:合成か。Synthesisの日本語なら、統合の方が良いか。

C先生:まあどちらでも良いが、そこになんらかのコンセプトが無いと、解決に向けた新しい提案が出てこないのも事実。新しいコンセプトで新しい提案

A君:ここ1年半ぐらいは、「新コタツ文明」が新しいコンセプト。それ以前は「エコプレミアム」。

B君:コンセプトにはまだ到達していないかもしれない。

C先生:というのなら、標語でも良い。

A君:そんなコンセプトに昇華させるのには、やはりある種の能力が必要。

B君:養老先生の「バカの壁」とか、強烈な標語は強烈なインパクトをもつ。

C先生:これは学習によって備えるものではないかもしれない。アラタニスという朝日・読売・日経の共同サイトにコラムを書いているが、題名の変更はいつも担当者の丸山さんに決めていただいている。やはり才能かもしれない。

A君:そして新しいコンセプトが決まれば、解決シナリオを書くことになる。ここでは、合理的な説得力を持つことが求められる。

B君:ロジカルな構築力と文章力かもしれない。

A君:最後は、自ら作った解決シナリオに沿って行動をする。ただし、自分一人だけでは不十分な場合も多いので、共鳴してくれる人、連携をしてくれる人、などを集める能力が求められる。ネットワークの構築能力か。

B君:このあたりになると、一人では不可能。やはり、良い共同体が必要になる。組織力をもった相棒が不可欠。

A君:それには、自らの都合だけで主張をしていると嫌われる。

B君:SRなどが分かっていれば、そんなことは無いはずなのだが。

A君:やはり引き時が重要ですよ。要するに、いさぎよさですよ。C先生も気をつけて。

B君:同感。現在の政治にも、「いさぎよさ」が必要。

C先生:痛い条件を設定されような気がするが。

A君:ということで、以上を表の形にしたものが、次の図です。



図2 環境リーダーとしての条件

A君:しかし、この条件、よくよく読めば、共同研究のプロポーザルを書くときにも必要な条件に過ぎない。

B君:共同研究プロポーザルだけではない。真に有効な政策や、場合によっては、企業経営のあるべき方向性を見いだす場合にも共通の条件のようだ。

C先生:まあ、汎用性があるという結論になったところで、一応の結論にする。しかし、3月19日までには、さらに何か必要なことがないかを検討することにしよう。具体的なケースを考え始めると、こんなことが必要だった、と何かを追加することになるのかもしれない。

A君:さて環境リーダーというものが、満たすべき条件が分かったとして、こんなリーダーをどうやって育成するのでしょうかね。

B君:だからいつも言うように、教育問題とか人材育成が重要だという結論にはなるのだが、それを乗り越えて実現するための解は無い。

C先生:その通り。こんな条件を提示して、それにチャレンジしてくれる環境リーダー候補が必要。そのためには、環境リーダーを目指したチャレンジをすることを自己宣言して貰うのが最良だと思う。何事にも、まずは、自己意識の形成からだ。
 環境人材コンソーシアム準備会で、そのような自己宣言の仕組みを作るということを提案してみたいと思う。
 学生向け、院生向け、場合によっては、社会人向けと分けて、環境リーダーになる自己宣言を行ってくれる人を募集するのはどうだろうか。