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  読者皆様からのご意見・ご質問  08.03.2003



 前回に引き続き、皆様からのご意見をまとめた。

 ここでご紹介するご意見・ご質問は、このHPから書き込めるようになっているページでいただいたもので、匿名が可能。したがって、どんな悪口もあり。しかし、幸いにして、あまりすごい悪口はいただいていない。ほぼ全件をご紹介するが、単純な質問、例えば、「ゴミについて教えてください」、といった「宿題を人にやらせるための質問」は、結構多いのだが、はじめから無視しているので、ご紹介もしない。勿論、公開不可というものや、個人のプライバシーにかかわるものは、ご紹介しません。

 対応としては、参考にさせていただくのだが、どうしても返事が必要な場合には、直接メールが来るものと思っていて、余り積極的にお返事を差し上げていない。

 特に、ここ1年間ぐらい、お返事をする余裕が無い状態が続いている。また、真面目にお返事をしようとすると、再度調査をしなければならなかったりして、結構大変なのも事実。




目次

  マイナスイオン
  水溶性チタン
  酸素チャージャー
  似非科学
  ディーゼル車
  ライフサイクルアセスメント
  予防原則
  環境報告書
  リサイクル
  自然エネルギー
  リスクコミュニケーション
  リスクとSARS
  癒しに関して
  健康と食品
  木村 剛
  ネット詐欺
  パソコン関係
  出版関係
  要訂正
  アドバイス
  全般的


マイナスイオン

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日立から「マイナスイオン発生パソコン」が発表されたようです。日立はマイナスイオンに全てを懸けているのでしょうか…。
既にご存知の情報でしたらすみません。
http://www.zdnet.co.jp/news/0210/15/njbt_13.html

C先生:最近は音無しですね。

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さて、現在、家庭用品業界でもマイナスイオン関連製品が数多く登場しております。ピンからキリまであるのはご存知のとおりです。
一部のマイナスオン製品メーカーが、日本機能性イオン協会という団体を今年発足させました。マイナスイオンの測定方法を標準化し、ある程度マイナスイオンが発生すると、同団体が認定した商品に、認証シールを張り、消費者に分かりやすく、信頼性ある商品を提供しようという趣旨のようです。
勉強会も開催し、大阪府立大学先端科学研究所伊藤憲男氏や、大阪府立産業技術総合研究所の山本貴則氏が、優しい放射線や空気イオンの測定について講演しているようです。
東京理科大学理学博士の中江茂氏が会長、農学博士山田真裕氏が副会長で、ホームページもあります。
しかし、信頼性のある団体かどうか、私には分かりません。このホームページで紹介されている、空気中イオン密度の測定などは確かなものなのでしょうか。もし、ご存知でしたら、お教えください。

C先生:測定法の標準化ぐらいば検討できるかもしれません。それ以上は、相当の投資が必要。

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10月24日の日経新聞首都圏経済に「マイナスイオン高精度測定」との見出しで、ひたちなか市のソフトウェア会社が装置を開発し400万円で来年4月販売予定とあります。マイナスイオンは健康に良いとされている との文面もあります。本当に健康に良いのか?疑問に思っていますが、マスコミはどう評価しているのでしょうか。

C先生:さて。測定法も湿度の影響を避けるといったことは難しい。

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マイナスイオンは没落しそうだけど、代わって環境がらみで流行りそうなのは光触媒作用系ですね。先生はどう捉えていらっしゃるのでしょうか?

C先生:光触媒そのものは効きます。効用の説明が正しくないものは多いようですが。

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 今回も質問があり、ずうずうしくもメールさせていただきました。
先生もご存知だと思いますが、私の子どもは「色素性乾皮症」の診断をうけております。細胞のDNAにキズがついた場合の修復能力が通常に比べ低いのが特徴です。修復がうまくいかなければ変異いわゆる「ガン化」するといわれています。
日常の中でDNAへのキズを受ける可能性は紫外線によるところが大きいので日光を避ける生活を送っております。そんな中で食べ物や生活環境の中でのいわゆる「化学物質」にも関心を持つようにしております。
私は化学物質の全てを否定しているわけではありません。添加物を使用したものと使用していないものがあれば使用していないものを選ぶといったスタンスです。
ところで我が家に「クリアベール」という空気清浄機があるのですが、これはいわゆる『オゾン』を発生させるタイプのものです。細い針金のような物に高電圧をかけオゾンを発生させています。子どもが生まれた頃、「人に優しい・・」とのふれこみを信じて使用していましたが『オゾン』には殺菌作用があることにいまさら気がつきました。普通の人でも大量に吸込むと有毒ということは紫外線と同様、もしかしたら子どもに悪い物なのかと思い調べ始めました。オゾンは有害だとの記述は多く見つかるのですがどのように有害かはいまのところわかりません。そこで質問です。オゾンはどのようなメカニズムで体に害を与えるのでしょうか?お忙しいとは存じますが、先生のお答えをいただけたら幸いです。

C先生:肺水腫だったと思います。ただ、活性酸素ですから、発がん性があっても良さそうなのですが、発がん物質では無い?

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先日電話が学外からかかってきて、いわゆる「マイナスイオン」をテーマにした商品の一つ 
http://www.office-kodera.com/shop/oh-ion/oh-ion2.html
の販売代理店をしたいので、その装置中の「風化造礁サンゴ」について調べてもらいたい、という依頼がありました。
電話をかけてきた方には、私だったらそのような商品は購入しないと即座にいいました。何しろ造礁サンゴは生き物ですから風化しません。商品の記載と写真を見たら、造礁サンゴ骨格(ほとんどが炭酸カルシウムで若干はマグネシウム塩などあり)の粉末のようです。つまり、沖縄の海岸ではどこにでもありふれたサンゴ砂です。また、珊瑚セラミックという得体の知れないものまで記述されています。炭酸カルシウムは確か600度くらいですっ飛びますので、セラミックはどうやったら出来るのだろうか?
以前にも足の裏を見る新興宗教が仏舎利として「販売した」おしゃか様の骨の破片が入っていると称されていたものを見た時に、中にサンゴ骨格の小さな破片が安置されていたのを見ました。どうやら、サンゴという名前のイメージが宝石サンゴと短絡してありがたがる錯覚を利用しているインチキ商法がはびこっているようです。
琉球大学で教員をやっていてサンゴ礁というものを少しだけ知っている身ですので、外部からこのような問い合わせが迷い込んできます。そこで、マイナスイオン情報と(実は初耳の)風化造礁サンゴについてネット情報を改めて調べだしてびっくり仰天したわけです。こちらのサイトでなされた前者についての情報集積と、解説の数々が私の判断を支持しているので心強く思いました。ありがとうございました。

C先生:ご苦労さまです。通信販売などで売られているイオリー霧も珊瑚のようです。

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化学と教育、50 (12)840 (2002)日本化学会、に「マイナスイオン環境が生体に及ぼす効果」という講座があります。「?」という感じです。先生のホームページでご論評いただけないでしょうか。

C先生:これは大問題でした。

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うちの親はトルマリンを売る仕事をしてるんですが、「トルマリンは効果がないとか、効かないとかそんな事言われたら営業妨害じゃ!
現に私はトルマリンのブレスレッドをつけてから、病気にすぐかかりやすかったのがかかりにくくなったり、血行がよくなったりしてますよ!!1回使ってみてから言ってください!!!

C先生:使ってみなくても、効果が無いものは分かるのです。マイナスイオンでは、トルマリン商品を信じ込んでいるお年寄りにお気の毒なことをしてしまいました。信じられなくなると、効かなくなるようです。

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シャープ・北里グループは昨年10月に開かれた第50回日本ウイルス学会のセッション「オルソミクソ(7)」で口頭発表しています。座長をされていた名古屋市立大学の中島捷久教授に電話でお聞きしましたが、あの実験方法だと細胞が本当に不活化したか分からないし、除菌効果は閉鎖系ならまだしも開放系ではとても期待できないというコメントをいただきました。もしよろしければ、中島教授にご確認ください。

C先生:これが本当のところでしょう。

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似非科学撲滅マイナスイオン編 を読ませていただきました。
普段から胡散臭く思っていた「マイナスイオン製品」について「やっぱり効果なさそうだな〜」となんか納得することはできたのですが、普段から疑問に思っていたことが解消されなかったので
ここで質問してみることにしました。
疑問その1
本文中の
>B君:「マイナスイオンといっても物質が何か良く分からない」、
>といっても余り効果は無いかも。
の一言で、本文ではあまり触れられていませんでしたが「マイナスイオン」とないったい何イオンを指しているのでしょうか??
あのポカリスエットの成分一覧にだって確かカリウムイオンとかナトリウムイオンとかはっきり書いてあったような気がするのに、「マイナスイオン」製品のパンフレットには何イオンとはっきり書いてあるものを見たことがありません。
疑問その2
何かが電離してマイナスイオンができてるなら、ついになるプラスイオンはどこに行ったのか?水溶液では電気的に中性になるといったようなことを授業で習ったような習わなかったような気がするのですが空気中では中性でなくてもかまわないのでしょうか?
疑問 おまけ。
滝のそばの空気中にマイナスイオンがうじゃうじゃ存在して空気全体が負に荷電しているならそのそばに金属の棒一本立てておくだけで(避雷針のようなもの?)
電気が流れて永久機関が完成するような気が、、(滝の水の位置エネルギーを利用している以上 こういうのは永久機関とは言わないと思いますが)

C先生:最近、マイナスイオンを真正面から批判する論文を作成しました。化学(化学同人)にそのうち掲載されます。

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本ホ−ムペ−ジにて過日マイナスイオンについて述べられた際、シャ−プの除菌エアコンを使ったら、空気中の雑菌が減ります。ますアレルギ−が増えるとの指摘がありました。
昨日(4月23日)NHK放送「ためしてがってん」で同様の指摘があったことを報告します。同放送によると、最近様々なアレルギ−症状が出ている幾つかの原因のうち、「清潔」である事がその原因である。昔は適当に雑菌がありその「不潔」のおかげで体内にT1(番組の途中で見たので何の略か不明)がT2に比べて優勢となりアレルギ−症状が少なかった。しかし最近は「清潔」によりT2が優勢となり、特に若い世代にアレルギ−症状が増えた。特に赤ちゃんは様々なアレルギ−症状が出ており、問題である。
以上です。

C先生:「ためしてがってん」は、90%以上信頼できる情報です。「200X」はときどき怪しいものが混じり、「あるある大事典」は、半分は怪しい。

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環境に興味があり、このサイトに出会いました。
どれも興味深かったのですが、特にマイナスイオンについての記述には驚きました。最近、某メーカーのマイナスイオンドライヤーを購入したのですが、どうも説明書の効果が感じられない。
やっぱり、科学的根拠がなく、だまされていたんですね・・・
勉強になりました。これからも応援してますので頑張ってください。

C先生:マイナスイオンドライヤーは、オゾン水の効果で、毛の表面が溶解することでサラサラ感が出るのではないか、と考えています。毛が痛んでいるということなのかもしれませんが。

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私も「環境に配慮した」という枕詞のつく商品を扱う関係上安井先生の主張や環境リスクなどを勉強し、少しでも企業に良い影響を与えようと努力しています。さて、題記の件についてですが、
6月12日: マイナスイオンとオゾンで果物5倍長持ちのコラムには少しがっかり致しました。
先生は一般紙新聞からこのような反論をなされたのかもしれませんが、
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/eco/251813
のコラムには目を通されたでしょうか。
私もマイナスイオンの宣伝には疑問を感じますが、このコラムを読むと三菱電機の真剣さも伺えるのですか、いかがでしょう。私は三菱に対して恩も義理もありませんが、安井先生のコラムが新聞報道に対するコメントなのか、三菱電機に対するコメントなのかは読み手側に判る様、努めて頂けたらと要望致します。
先生がいつも論議の対象としてあげている「マスメディア」に、安井先生自身がおなりにならない事を願っております。

C先生:この冷蔵庫が有効では無いと言っているのではなくて、マイナスイオンの効果などではなく、オゾンと湿度が効果を出している、と説明すれば良いことだと主張しているだけです。たかだか1万個/立方センチでカビの発生が抑えられるといえるのか。何か別の現象を見落としているのだという主張です。


水溶性チタン
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最近巷では加工された水溶性チタン製品がでまわっています。これらの商品を身につけることで、体に流れる微弱電流が整い(?)痛みを緩和するとあります。また、リラックス効果もあるというあります。実際に商品をみにつけてみましたが、大きな効果はわかりません。科学的に根拠も不明ですが、果たして本当に水溶性チタンを木綿や、ナイロンに含浸させ、微弱電流をととのえることにより痛みは解消されるのでしょうか?
よろしくおねがいします。

C先生:痛みも、かなり精神的なものですから。信じる者は救われるの部類でしょう。ちなみに、チタンは、生体への影響をほとんど持たない金属のようで、これが生理作用を持つとは考えにくいのです。アレルギーなども起こさない安全な金属なので、商売には適しているという判断で、チタンが選択されたのではないでしょうか。


酸素チャージャー
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今日、松下が酸素エアチャージャーなるものを発表して、TVマスコミが「今度は酸素ブーム?」などと一斉に取り上げてました。
どうも、プレスリリースからして疑問のある部分が多いのですが、高濃度の酸素の効果はどのようなものがあるのでしょうか?
ニュースの中では「高品質な酸素」などというよく分からない言葉も使われていました。そのあたりも含めてぜひ取り上げて下さい。

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最近、テレビコマーシャルで「酸素浴」というキャッチフレーズでヘッドホンタイプ?の電化製品を売り出していますよね。
ある一方では「活性酸素」と騒ぎ、ある一方では「酸素浴」とうたう。
現代人にとって、酸素はどういう物質としてとらえられるのでしょうか。
マイナスイオンと同じように知らないことは恐ろしいことと思い質問します。

C先生:最近、「ためしてがってん」で、酸素チャージャーは効かないという放送をしたようですね。こんなものを付けて家庭で勉強していると、本番の試験場では、全く能力が出せないでしょう、などと冗談を言っております。


似非科学
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数日前にこのホームページを知りました。
毎日少しづつ読んでいます。
水に関連してなのですが、よくある「波動」とはなんなのでしょうか?
「良い波動を出す」商品とやらが色々ありますが、これも嘘くさいですね。
物理学の波動と違う枠組みで話をしているようであり、ときに物理を利用しているようでもあります。いつか「波動商品」にもメスをあててください。よろしくお願いします。

C先生:「波動」はインチキを証明するキーワードだと思ってください。そういえば、「スカラー波」はその後どうなったのでしょうか。

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MICA(ミカ)加工のブレスレット等が近頃通販で売られています。http://www.jade.dti.ne.jp/~mcm/index2.htm
科学的裏づけには乏しいようですが、なにやら効き目があるらしいのですが、いかがなもんでしょうか?

C先生:もう少々、科学的主張をしてくれませんと、反論もできないです。

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最近、一部の新聞や雑誌等で「抗酸化パワー」でアトピーが治った、とかニキビが減った、とか消臭に効くとか色々と良いことばかり書かれていました。そのような折、ゼネコンに勤務する私に、「抗酸化工法」を利用した建材について、その効果を検証せよ、といった命題がありました。仕方なく調べてみると、メカニズムが十分解明されていない、メーカーと話をしても「大丈夫です、消臭効果はあります、なければ責任を取ります」の一点張り。果たして「抗酸化工法」はどのようなメカニズムで多様な効果を示すのでしょうか?教えていただければ幸いです。

C先生:これも科学的情報が不足。言葉のみ先行している感じ。イメージだけの商品のように思います。

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はじめまして、いつもとっても面白く読んでいます。
このページは、1年半くらい前にマイナスイオンの効用についてどうしても納得いかなくて、マイナスイオンで検索していて見つけました。私の思った疑問の答えがちゃんと出ていて、納得しました。
ところが、また納得できない商品が現れてしまいました。
自動車関係の掲示板に、「SEVをエンジンの適当なところに貼ったら、燃費が良くなり、パワーが上がって、音も静かになった。」と書き込みがあり、「適当なところに貼って効果がある」というのは何だろうと思い、SEVを調べてみました。
SEV正規ディーラーという所のポームページが見つかったのですが、また「イオン」でした。 ん〜〜む、原理を読んでも納得できない。
というわけで、そのホームページをお知らせします。ご迷惑でしたか???
http://www.jetset.jp/SEV/index.html

C先生:これは、放射線ではないか、というのが、昨年、ドライバー誌と意見交換したときの結論。一時期、某三菱自動車も、この手のチューンを考えていたという裏情報。放射線で、空気がイオン化すれば、多少燃焼効率が上がっても不思議ではないのかも。

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いつも楽しく拝見させて頂いています。
ところでミラクルペールご存じですか、検索すると出てきます。
なんかインチキ臭いのですが???

C先生:北大の先生ですか。農学部系には、ときどき怪しい先生が居ます。九大の白畑先生とか。

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大阪の建築設計事務所の一級建築士(設計一筋25年)です。最近のシクハウス問題。炭の不思議。水の不思議。セラミックの不思議など人の住まいへの関心の高さを悪用した商売が流行っているように思われてなりません。効果の真偽が不明で困っています。その意味でマイナスイオンの話は大変勉強になりました。
今、困っているのが「免疫合板」なる合板です。三重県の叶ヤ塚にて製造しているパイロゲンという水で特殊処理(特殊のなかは企業秘密だそうです)をしたベニヤ板を使うと人の免疫力が向上するというキャッチフレーズです。試しにそのベニヤで箱をつくりその中にバナナを入れました。一方、常温で放置したばななと腐る速度を比較してみました。ナント、その免疫合板に入れたバナナの方が腐りが遅いのです。百歩譲ってその効能を認めたとしてもその理屈が分かりません。
@バナナの腐りが遅いと言う事は人の老化も遅いのでしょうか。
Aパイロゲン水のキーワードがフェリスフェライドクロライド(二量体・三量体鉄塩だそうです。それって何か分かりません。
以上少しでも何かを教えて頂けませんでしょうか。

C先生:建築関係では、チリウヒータの岡本さんと色々と情報交換をしていますが、確かに、似非が多いようです。


ディーゼル車
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東京大気汚染公害訴訟
http://www.yasuienv.net/DieselTokyo102902.htm
より、
--以下引用
石原都知事は、国控訴の報告を受けて、「国は、排ガスを規制しているのに、健康被害との関連を認めないのは自己矛盾だ」、と述べたようだ。
 その矛先の向こうには、鈴木環境大臣の発言がある。「ぜんそくと大気汚染の因果関係に関する科学的知見はまだなく、因果関係を認めた一審判決と国の立場は異なっている。環境省で因果関係を解明するための調査方法を研究中で、一日も早く調査ができるよう努力していく」。
 石原都知事の理解は多少ずれている。排ガスが健康被害を引き起こすのは事実である。しかし、「健康被害」はぜんそくだけを意味するものではない。PMによる肺がんの方が重大なのかもしれない。
--引用ここまで
となっています。この内容からは「石原都知事の理解は多少ずれている」と読みとれないのですが、これは「石原都知事」でなく「鈴木環境大臣」の間違いなのでしょうか。
近年、自動車関連の税金は、長く乗れば乗るほど税額があがる傾向にあるようです。
 いつまで高度成長期の考え方で税制を決定してるのか非常に疑問に感じるところです。
 ものを大切にし長く使うほど税額を下げるべきだと考えます。
 目先の環境よりを重視するより、全体的な環境について考えるときではないでしょうか?
 新たにものを作る方が環境に大きなダメージ与えることとなると考えられないでしょうか?
 雇用確保や経済成長は、今あるものの改良、修理等の分野を伸ばす政策がなぜできないのでしょうか?

C先生:環境省はすでに分かっているでしょう。大臣がどうかは知りません。

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先日、神奈川県厚木市にある国民生活金融公庫へ出向いて、県の買い替え認定書とメーカーの見積もりを携え、融資の相談をしたところ、「白ナンバーの買い替えには応じられない」と、門前払いされました。財産権まで侵害され、またこの不況で売り上げが減少しているなか、一台につき一千何百万の設備投資となると、国民生活金融公庫での長期返済でなければ購入できません。零細事業ではありますが、何名かの従業員の生活もかかっており、自分だけが廃業して楽になろうということさえままならない現状で、最後の頼みの綱である、国の機関であってさえもこの有様です。国民生活金融公庫の本店でも、財務省の政策金融課に相談しても、「白ナンバーには貸せません」という同じお答えしかいただけませんでした。買い替えせずに、後付装置さえ認定されていればたとえ高利であっても、市中より短期に借り入れをし、なんとかやりくりして、従業員への賃金をカットせずに事業を続ける事ができるのに、全く八方ふさがりな状況にいっそ首でもと弱気になってしまいます。この状況は私一個人ではとてもどうにかなるような問題ではありません。
個人、事業者を問わず、今回の条例及びNox、PM規制法は、行政が財産権侵害の対価としてあるべき、補償や後付装置といった救済措置の不備、元凶たる軽油の改質事業への無策等々、全くといっていいほどユーザーの立場を無視した運用を行う中で、そのつけを負わされるという現状に、私のような市井の者であってもそのような怠慢な諸行政に唾棄せずにはいられません。
個人事業者として、各方面の行政担当者に問い合わせをする中で浮かび上がった構図は、環境省は「裁判に負けたから」国土交通省は、地方自治体との協調助成を謳いながらも、後付装置の認定に関しては、私たち零細事業者が条例での規でのタイムリミットである本年10月までの装着に関して焦燥感を募らせている様子に、「あれは条例であって、われわれの規制法とは違うから」等とのたまう始末。しかも後付装置開発及び支援はあなた方の責務なのでは?という質問に対して、ユーザーへの助成を行っていますので、そんな責務は無いなどと、自分たち行政の所業をまるでわかっていないかの、放弁を吐く。神奈川県の環境局農政課では「よくわからないんですよね、東京都さんの動向を」等と、主体性に欠ける返答を繰り返すのみ。縦割り行政の弊害というよりも自分たちが何をしているのか、何をしたらいいのかさえもわかっておらずお互いに責任をたらいまわしにしている様子に、嫌気さえさしました。

そもそも、軽油の利点は、ガソリンほど「沸かす」ことなく原油から製品として取り出す事が出来、脱硫さえ行えば、内燃機を傷めることなくEGRを利用し、しかも三元触媒をも活用しながらクリーンな排気を実現できるし、また現行使用過程車への後付装置にも道が開けるはずであった。すでにヨーロッパでは、政策の事情という素因にもよるが、ガソリンエンジンの十倍もの寿命と、高燃費によるディーゼルエンジンの優位性、ユニットインジェクター等による燃料噴射タイミングコントロール技術の確立、すなわち、排ガス中の有害物質の減少という観点から、ディーゼル機関を乗用車のパワーユニットに、ということが主流となっている。
にもかかわらず、日本の諸行政関係者はポピュリズムをうまく操る石原何某に踊らされて、事の本質を見極めようともせずに、我々ユーザーにつけを回す。
行政が、行政の行政たるレゾンテートルさえ見失っている現状を、どう打開していく事が出来るか、個人として、または、同じ被害を被る仲間たちと連帯してどのような行動が出来るか、真剣に考えていきたいと思います。
しかし、まさか、有能であるべき行政担当者がこのような体たらくであるとは思いもしていなかったので、タイムスケジュールに余裕もなくまた、甘い幻想を抱いていた自分を反省すること、しきりであります
ディーゼル規制について環境省及び、行政を、被害の確定する本年10月に財産権の侵害にて提訴も辞さないつもりです。私たち零細事業者は今回の規制で廃業、自己破産するものが後をたたないのが現状なのです。
条例、規制ともに、いまだかつてこれほどの愚策がないほど、エンドユーザーや零細事業者の財産権まで踏みにじる愚行は成田空港土地収用問題以来ないと思っています。
この規制の裏には一体どのような思惑がうごめいているのか公共の福祉を語りながら、また、行政が沿線公害訴訟敗訴を利用しながら、実質的には何の救済策もとらずに実際には一番の弱者にそのつけをまわしている現実を、行政担当者が踏まえた上での施策をすべきではないのか。
1:ディーゼル車の規制よりも、まず欧州レベルの軽油の脱硫化が先決ではなかったのか
2:環境、資源の有効利用を考えるのなら、新規買い替えの強制よりも後付装置の開発、認定にインセンティブをとるべきではなかったのか
3:後付装置認定に対しなぜ実現困難な数値を設定したのか
4:行政がまず後付装置を開発認定をしてからの法規制とすべきではないのか
5:このような経済状況での法規制による強制的な買い替えについて環境省の見解(公共の福祉においては個人の財産権を制限できる関係法第2項)は、違法な拡大解釈となるのではないのか。第3項には、個人の財産権を制限する場合にはその対価となるべき補償をする義務があるとしています。

私たち零細事業者は現在、失意のどん底に陥っております。
都の掲げた政策、ディーゼル自動車排ガス規制及びNoX規制により、仲間の中には長年就いてきた職を捨てざるを得なくなり、家庭離散の憂き目に有っている仲間が多々、居ります。
また、規制により、先のNoX規制にて買い換えた、概ね平成6年登録の車両(当時ディーラーやメーカー、はたまた、運輸行政当局者からの、この規制をクリヤしたモデルならばこの先規制を受けることなく、ずっと継続使用出来ますとの甘言にだまされて)新車を買ったがために、この不景気のなか、元請からの厳しい工賃単価下げ要求に対し車両維持費、車両購入費等、支払う固定費は年々売り上げに占める率を上げ、故に、昼夜を問わず安い単価のなかを一生懸命働いて、挙句の果て、夜勤が終わり昼間の仕事の為に束の間の休息をとっていたその車両の中で息を引き取った者もいます。

行政はこの、私たち零細事業者の現状をお分かりなのですか?私たち零細事業者にとっては、昨今の排ガス規制及び使用過程車に対する規制は大きな脅威ですもちろん、政策の趣旨自体には、崇高な使命、正義を誰もが感じうるでしょう。私たち零細事業者もその趣旨には同意します。
しかし、まず、規制を行う行政が「この規制を始めるにあたり、あなた方の車両にこのような装置を用意しました。この装置をつければ、あなた方が血と汗をつぎこんできた財産を維持できます。」という「器」が、まず、ありきではないのでしょうか?
行政は新車に買い替えなさいという。しかし、私たち零細事業者に買い換える資力が有るとお思いですか?現在のような劣悪な工事単価の中では、例え購入資金を賄えたとしてもそれを返済していくだけの売り上げを維持できるはずがありません。また、そのような施策は、現場に携わる労働者に過酷な労働条件を生み出す原因であるということが、行政側には判らないのですか?

黒煙排出規制条例とNoX規制。その狭間のなかで私たち零細事業者がどれだけ苦しんでいるのか、わかりますか?立場の弱い身にありながら二つの規制により苦しめられている私たち零細事業者の苦悩がわかりますか?
私事で申し訳ありませんが、いまの現状は両親の不仲によってないがしろにされていた幼少の頃の苦しみ、絶望感にも似ています。そして、その頃の私は、そんな両親に対してどんなアクションも出来ずにいた「無力」な存在でした。

 私たち零細事業者にも「僥倖」をお分けくださいませんでしょうか?

追伸:提言
建設業を含む道路を使用して事業を営む、またはその事業に関わる車両と運転者全てに、労働時間を規制するような仕組みを作り上げることは出来ないでしょうか?
運送事業者がタコグラフによって運行を管理する仕組みは運送事業法によって定められていますが、労働条件の改善という面では、実際には機能していないのが実情です。
ゆえに、高速道路にて営業免許を持つ運送会社の運転手が、過酷な労働条件を飲酒にて癒す日常が、何の罪の無い市民を犠牲にするような事故を起こす社会問題となっています。また、宅配便事業や、コンビニエンスデリバリーの下請け業者の運転手等の過酷な労働条件を証明するかのように、去年度の過労死事故の労災申認定は職種として運転手が第2位、認定数も一昨年の3倍ともなっています。また建設関係の車両であっても、年度末の建設工事の集中による昼夜連続の車両運行(1週間昼夜連続なども多々あります)、夜間工事に携わる、特に道路舗装工事関係では、過酷な労働条件となっているのが現状です。

よって、現在、例えば建設廃材で適用されているような、「マニュフェスト」方式による、運行労働時間管理等を事業者に義務付ける施策が必要ではないでしょうか?

C先生:この主張は、極めてごもっとも。しかし、社会的システムというものは、どうも不合理な決定が別の理由でなされることが多いようです。余りHPにも記述していませんが、この8月から施行された塩ビ製玩具への可塑剤DEHPの使用禁止も、なぜか極めて政治的な判断のような気がします。ディーゼル車規制も、新しい車を買わせるための規制であると言えば、そうなのかも知れません。ただ、ディーゼル排気をはじめとする大気汚染による人体への影響は、僅かに残された環境問題だとも言えます(土壌汚染と地下水汚染はまだまだ未来永劫続きますが)。となると、なんらかの規制ができるのも時代の流れだと言えない訳ではありません。問題は、どのように社会的に支援をするかということだと思いますが、白ナンバーはやはり無理なのでしょうか。


ライフサイクルアセスメント
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質問です、過去等で参考になる資料等(回答)があれば、宜しくお願い致します。質問内容は、会議を従来紙で行っていますが、会議室を整備社内LAN.プロジェクタ(PC連動)。個人にノートPC貸与等の整備しました、これに伴い会議をペーパレス化で行いますが、省エネ.省資源等地球環境保護の観点より見た場合「紙ベースとPC使用」ではどちらが優れているか。初歩的な質問ですが、宜しく対応等お願い致します。

C先生:プロジェクターの利用は、間違いなく環境負荷を下げるのですが、同時に紙を配るという習慣を止めないと逆効果です。パソコン全体は、環境負荷を下げる下げないの問題ではないような気がします。

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主婦です。冷蔵庫が欲しいので(環境負荷を考えるととてもいいだしにくい)ネットの口コミを探そうと思ったらこちらのホ−ムペ−ジにあたりました。いろいろなメ−カ−がマイナスイオン、プラズマクラスタ−、光触媒などなど効能を紹介しています。あのデ−タはどうとったのか、またそもそもどういった原理なのか、子供むけ絵本レベルの説明しかないのでした。もちろんメ−カ−間でデ−タのとりかたに統一された取り決めもなさそうです。こちらのペ−ジを読んでますます購買意欲がなくなってしまいました(とっても必要な状況なのに)。環境先進国ドイツ製品を買おうというのは安易でしょうか。グチです。御忙しいところすみません。

C先生:ドイツ製の冷蔵庫は、日本製とはかなり商品が違います。未だに手動の霜取りだと思います。我が家では、非ノンフロンの日本製を買いました。選択理由はHPにも載せましたが、エネルギー効率と長期の信頼性。


予防原則
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単刀直入に質問です。
貴HPや中西準子先生のHPを読んでいると、物事の危険性の評価はリスクマネージメント(正しい用語が分からなかったのでこの言葉を使わせていただきます)で評価し、リスクが大きい場合のみ対処するのが良い、というふうに解釈できますが、どの程度世の中に認知されているのでしょうか。
というのも、『世界水フォーラム』の折に、NHKが放映した水に関する特番(タイトルを忘れました)では、予防原則が全面に押し出されていました。
私自身は、人が生きる、ということはリスクマネージメントの繰り返しで、何か物事に迷ったときは、一番メリットの大きい自称を瞬時に判断して決めている、と考えています。
また、水道水のリスクを声高に叫ぶ割には、交通事故のリスクへの声が聞こえず、予防原則論者に対していささか「?」な点があります。
学問として論じる場合には優劣は問題ないでしょうが、こと社会に対しての場合では大きく異なるのではないでしょうか。
いまいち、まとまりが無いような気がしますが、お聞きしたくてメールさせていただきました。よろしくお願いします。

C先生:難しいご質問です。まあ、認知されていないのでは。講演会などでの反応を見ると、損失余命が1ヶ月以内だと容認されるような感触です。


環境報告書
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企業が作成発行する環境報告書に関してなのですが、その開示内容について、監査会社やNGOによる第三者検証がついている場合が最近増えてきました。さて、この第三者検証なのですが、本来ならフェアネスを行使する立場であり、また中立の立場でいなければならない、監査会社やNGOが、何らかの理由で、その検証結果を偽った場合、その偽りを罰する行政規則のようなものはあるのでしょうか??またこのような検証を実施するに当って、監査会社やNGOは特定のQualificationを必要としないのですか??

C先生:環境報告書の監査に関し、何も行政規則はありません。内部向けの信頼性確保のような気がします。


リサイクル
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 生ごみコンポスト化についての議論、たいへんに参考になったのですが、一点だけ疑問があるので、わかる範囲で教えてください。
 コンポスト化して、堆肥として使用する場合、原料の生ごみに含まれている塩分は、農作物の成長に阻害要因とならないのでしょうか。
 じゃんじゃん畑に入れた結果、土地の塩分濃度が高まり、作物が取れなくなっていく、といった予想が、漠然と頭に浮かびます。 畑ならば雨で流れて地下水へと消えていく、とも思いますが、ベランダのポット程度ではあっというまに砂漠化しそうな気もします。 どの程度の量ならどの程度のリスクがあるものなのでしょう?

C先生:塩分は、困りもの。調理済みの生ゴミは堆肥にならない、と考えた方が良いのではないでしょうか。

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現在の日本では読んでしまった本、特に雑誌類はほとんどが『紙』として古紙回収に出されているように思います。
もし、古本を扱っている書店に持ち込んでも少し日にちが経過していけば、『ゴミ』扱いされてしまいます。
私はまず本は本としてリサイクル出来れば良いと思うのですがなかなか良い方法が見つかりません。
公共の図書館でも受け取りを拒否されてしまいました。そこで、素朴な質問なのですが、諸外国では本のリサイクルはどうなっているのでしょうか?
アメリカで貴重本や珍しくて高価な本のお店は見たことがありますが安価で身近な本はどうなっているのでしょう?
私は本が大好きで狭いお家にどんどんたまってしまうのでわりと深刻な問題なのです。
今はチャリティー・バザーなどに提供していますが、それでも、絵本や漫画などは歓迎されても大人向けの小説などは敬遠されがちなのです。

C先生:全く同感。しかし、実際に、古本をお買いになりますか。アマゾンなどでは、中古品もあるようですが。「無料・送料着払いで交換」するインターネットシステムなどを誰か作りませんか。出版業界からは文句が出そうですが。


自然エネルギー
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今朝(3/20)のNHKのニュースでお台場(?)の風力発電所が取り上げられていました。夜間はライトアップするのだとか。発電量は強力なライトの消費電力で消えてしまいそうに思われました。
私の住む市(神奈川県)では、商店街に小型の風力発電を使った街灯が多数設置されています。ビルの谷間なので風向きは安定せず、クルクルと向きを変えて目障りです。ビルの影でほとんど日が当たらないにも関わらず、太陽電池パネルまでついています。倒壊防止の為でしょうが、太い柱で立っており、電池箱も大きいです。このシステムのライフサイクルを考えると、省エネルギーになっているのか疑問です。
行政が行うこのような風力発電は「現市長は環境を重視しています」という選挙運動でしかないような気がしています。

C先生:風力は、規模によります。1000〜1500kWといったものでしたら、製造・設置のエネルギーを1年以内に生み出すと思います。勿論、風が無いと駄目ですが。

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環境問題には関心を持っており,特に,いくつかの「あやまった行動」がかえって環境に負荷を与えているのではと懸念しております.その,最右翼がソーラー発電と考えています.
経済の原則から言って,購入価格が数百万円するものは,それだけのエネルギーを投入されて作られたものであるはずで,それが設計寿命を終えるまでに,投入された(広義の)エネルギーを回収できるとは思えないのです.

C先生:太陽電池ですが、これから自宅に設置して実験します。投入エネルギーは10年以内に回収可能だと思いますが、投入金額は、回収不能かもしれません。要するに、エネルギー回収とコスト回収とは違うというところがポイントでしょう。


リスクコミュニケーション
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魚類・鯨類の水銀が自然由来(が主)だということは、はじめて知りました。特にどこで聞いたわけでもないのに人為汚染だと思っていたのですが、よくよく思い出してみると、これは水俣病の印象が強いことの他に、報道等でPCBと水銀がセットで登場することに原因があるのでは、と思い当たりました。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/01/h0116-4.html
自分が根拠なく思い込んでいないか、どんなときに思い込みが発生するのか考えるよいきっかけになりました。

C先生:極めて普通の思い込みのようです。


リスクとSARS
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SARSに関する安井先生の考察に対して1つ質問があります.ホテル従業員の感染の可能性は100%ないと言い切れるでしょうか?潜伏期間10日,ウイルス生存期間2日と仮定すると,大阪都ホテルのケースでも従業員の感染の可能性はまだあると思うのですが(5/20-22辺りに体調が悪くなってウイルスを撒き散らす).そうであるとすると,大阪都ホテル宿泊のSARS感染リスクはゼロとは言い切れないと思うのですが(もちろん可能性のある従業員は休ませるなどの措置を施していると思うので,実際はSARS感染リスクはほとんどないと思いますが).

C先生:完全ゼロは勿論ないですが、従業員が厳しい観察下に置かれていることを考慮すると、可能性は無いものと判断できたと思います。

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SARSによるキャンセルの殆ど8割以上はおっしゃるとおり「なんとなく気持ち悪い」というものだとは思います。
 少し理性的になった人間では、医師より感染した人間が医師のように解熱剤などでごまかして行動している、もしくは自分が行ったときに発症するのでは、という考えからではないでしょうか?
 あまりに、SARSに関して検査受診可能な病院が少ないという報道(嘘ではないのだろうけれど)にも起因しているのではないでしょうか。
 だからどうしたというわけではないですが、(その手の事に過敏な)素人には与えられた情報ではキャンセルや避けるという事が多いのかな?と思ったことをつらつらと書いてみました。
 しかし、この通りだとするとなかなか難しい問題かと。

C先生:なかなか難しい問題です。


癒しに関して
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癒されたいと思っているのが我侭みたいな言い方は問題があると思います。
体がボロボロになるまで働いている人達は沢山いると思います。
確かにそうでない人もいると思いますが本当に癒しを求めている人の事を考えていない思慮の足りない発言と思われます。
B君にいたっては狂っているとそこまでいわれる筋合いはないと思いますが、一杯一杯の状態の時には自殺をするぐらい追い込まれるのです。其のとき効果あるかどうかわからなくても手を出してしまっても其の人を責める事は出来ないはずです。
何の効果もない物を効果があるとして発売するメーカーには罪があると思いますが。

C先生:癒しを求めることが悪いという主張のように思われてしまいました。昔の人間は、癒しを現代人ほど求めなかったと思いますが、それよりも、怪しげな商品に癒しを求めることは決して無かったと思います。すなわち、自らの生活の中で癒しを自ら作ることが重要なのでは。例えば、抹茶をたてるとか、お香を焚くとかといった日本流伝統の文化を実践するとことの方が、癒しを得られるということでも、余程効果的だと考えます。いくら忙しくても、やはりそのような余裕を持つことが必要でしょう。


健康と食品
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天然塩
1年前から拝見させていただいております。
最近自然塩ブームでありますが
この http://www.global-clean.com/ ホームページでは全くの逆説(自然塩は短命の原因)を唱えており、これによって自分の中で混乱しております。どちらの論法も自分が納得出来ていません。
どっちが正しいのでしょうか?

C先生:健康食品の大部分は、ほとんど効果は無いと思えば良いのでは。国立健康・栄養研究所などのHPを参照してみてください。

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アルコール
以下日経ネット10/17の記事です。
少量であるのと、平均7キロという尋常でない調査結果に比べてこの調査の詳細は全く不明です。(身長、肥満、学力、家庭環境等々)関連づけを発表するからには確証があるのでしょうが、いかがお考えでしょうか。
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妊婦の飲酒、少量でも子供の成長期に影響
 【ワシントン=吉田透】米ピッツバーグ大学の研究グループは16日までに、妊婦の飲酒はたとえ少量でも、子供の十代の成長期の発育に影響を及ぼす可能性があるという調査データをまとめた。同グループは胎児に影響しない安全な飲酒量はなく、「妊娠中は飲酒をやめるべきだ」と指摘している。
 同大のナンシー・デイ博士を中心とする研究グループは1980年代から約570人の子供の成長を14年間、追跡調査してきた。その結果、妊娠後3カ月間、週に350cc入りの缶ビール一本半相当のアルコールを飲んでいた女性の場合、その子供が14歳になった時の平均体重は、全く飲酒しない女性の子供に比べて1キログラム強軽かった。
 飲酒量が増えるにつれ、子供の十代の成長に及ぼす影響は増大。缶ビール一本以上のアルコールを毎日飲んでいた女性の子供の平均体重は、飲酒しない場合より7キログラム余り軽くなった。体重だけでなく、身長や頭の大きさにも飲酒の影響がみられたと指摘している。 (10:54)

C先生:コメント不能。そうなのかもしれません。世界的にも、日本人の女性だけは、飲酒をする人の方が長生き。やはり人種差があると考えるべきなのか。

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アミノ酸
曖昧に流通している科学用語・宣伝文句をきちんとした科学で蹴散らすさまは見ていてとてもスッキリします!
ここでひとつまたアミノ酸なるものをゼヒ槍玉に上げて欲しいとおもいます。(^_^)
生兵法で恥ずかしいのですが、味の素のHPで見る限りでは、どうもアミノ酸(必須)はミネラル(カルシウムみたいな)と大差ないのでは?なんで脂肪燃焼に繋がるんだ?と疑問符。
必須アミノ酸不足→新陳代謝不活発→不完全燃焼という理屈なのでしょうか?いずれにせよ模範的眉唾モンな気がします。
C先生によるアミノ酸講義が聞きたいです!
それにしても悪玉コレステロール、乳酸菌、マイナスイオン、ポリフェノール、etc.etc...次から次へと生産されますね。
マイナスイオンだから→効果があるという単純な一足飛びの結論・思い込みは本当に了解するのにすわりがいい&大変危険です。
今の日本、特にマスコミでは安直な二元論が横溢しているように思えてなりません。環境学は総合的な学問であるとの安井先生のご指摘ですが、このような風潮のもと、「環境にいい・悪い」の二元論で硬直してしまっているのではないでしょうか。解決したかに見える問題に更に疑問符を投げかけるのははっきり言ってかったるい作業ですが、その面倒を厭うようではこれからの時代絶対通用しないと思います。学力低下が叫ばれていますが、こんな時代こそ真摯で積極的な学問が必要とされているものだと考えます。

C先生:アミノ酸ダイエットも流行ですね。マイナスイオンよりは、遥かに科学的根拠があるようには見えますが。

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匿名さんへ
「将来のある時期を想定し(何年先かを決めて)、食品添加物を全廃するために必要な具体策、そうした場合の社会的影響(健康リスクも含む)」を提示してください。食品添加物がダメだと言っているばかりじゃ、ほとんど何も始まらないし、全廃するためにはどういう覚悟を決めないといけないかもわからないし、その内容が社会的に受け入れられるかどうかもわかりません。


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水関係
いささか古くなった話題ですが、「スーパーに水汲みへ」の比較表のうち細菌除去とクリプト除去が(4)でくくられているため中空糸膜+活性炭の評価が×となっている。これは厳密さを欠くか、フェアでない。
細菌除去とクリプト除去の評価を分けるか注3で言及すべきでしょう。クリプトを不活化するCT値は恐ろしく高いのですから。
 殴ってさするという言葉があります(昔旺文社の大学受験講座の数学田島先生という方がおられまして、数式を割ったり掛けたり力業で回答を引き出す手法です・・余談ですが)活性炭なりで残塩を除去した上で電解によって再度次亜を生成・添加する浄水器はないのでしょうか。
 伝聞ですが付加価値として浄水器付きを売りにしているマンションがあるみたいです。もし本当だとすれば危険なことではあります。

C先生:ご批判感謝。


木村 剛
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木村剛その続編についての建設的ではない感想
金融の専門家の方の御意見でしたが、ただ単に素人は黙っていろといわれたような印象を受けたのでいくつかかかせていただきます。
・経営責任に関すること
大企業や銀行は社会に対して大きな影響を持ち責任も大きいはずです。その失敗の責任を退職金返上程度で果たしていると言えるのかが疑問なわけです(町工場の社長は自分のみの責任ではなくとも身ぐるみはがれるのに)。
企業にとっても無能な経営者を排除するような圧力は良いものです。そしてバブルを踏み絵としてみると(正しい経営判断をした銀行は少数派だった)、その圧力は今迄の日本では弱すぎたという結果があります。
そういった点で専門家氏が述べた経営者の擁護論は説得力がありません。
・銀行の貸し渋りについて
サラ金に金を貸して儲けているのに綺麗事はいわんでください。
外から見ていてまず思うのは優良貸出先を創出しなければ死ぬという危機感が足りないのではないかということです。現に貸し出しができないのに生き延びている銀行があります。
自身のリストラすらできない銀行がなぜリストラ案など作れるのか疑問です。
・公的資金に絡む不公正について
赤信号みんなで渡ればというのは環境学でも経済学でも御法度だと思っていましたが。中小企業の不正もなおせというのであればごもっとも。
・官僚の責任について
どの政策をとってもうまくいかなかったとおっしゃりますが、その根拠は?政治的な圧力がなければうまくいったのでしょうか?
結果としてはお金は不良債券処理ではなく景気対策に注ぎ込まれ景気はデフレ不況になりましたが。
・ついでに「キャピタルフライト」論
この間違いは本当に熱力学の法則程しっかりしたものなのですか。出てきて相当新しい仮説だと思うのですが検証はすんでいるのでしょうか。日本は債権国ですが債券が当てにならないことはバブルで身に染みているはずです(私が投機家で日本が債権を手放すことを知ったらその債権を売り浴びせて暴落させてから買いますけど)。
金融の専門家の方の御意見も牽制が多くあまり建設的ではないように思いますが私のも相当めためたです。安井先生ごめんなさい。


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 テレビなどに出ている経済学者、エコノミストと言われる人間がばらばらな事を言っているうちは方向性が決まっていないのか大きな変動は起こらない。
同じ事を言いだした時には半年から一年(大きな場合には数年の場合もあるが)後に、言っていることと正反対の事が起こる。 (言っていることに関しては、確かに起こることも有るけれど大半が殆ど起こらないか自覚できない程度でおさまる)
そんな感じがします。まるで株式証券を薦める証券マンの営業トークと同じですね。

C先生:今回はコメントなし。

ネット詐欺
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他にも取り上げているところがあります。
迷惑メール(spam)撲滅私的調査会 専用掲示版
http://earth.endless.ne.jp/users/stakasa/spam/wforum/wforum.cgi?mode=allread&no=7585&page=0
スラッシュドット ジャパン:最終通告うけて国民生活センターが架空請求に最終通告
http://slashdot.jp/article.pl?sid=03/01/20/176240

2)銀行口座なのですが、高利貸しの債権者が犠牲者から「借金」のカタに「回収」した口座だ、という説があります。
http://slashdot.jp/comments.pl?sid=69519&cid=239623
一方で私には、口座の持ち主の取引への妨害行為ではないかとも思えます。

3)なにやらリンクがぐしゃぐしゃなのですが…
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警察庁
全国警察相談窓口等
http://www.npa.go.jp/hightech/soudan/hitech-sodan.htm
インターネットのゴミ箱-
債権回収詐欺メールにご注意!!
http://www1.linkclub.or.jp/~konomi/sample/other/sagi/
国民生活センター -<br>
電話関係の「利用した覚えのない請求」に関する相談<br>
http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/twoshotto.html
インプレス
詐欺メールの疑い、差出人のドメインを詐称したスパムメールに注意!
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/1126/spam.htm


パソコン関係
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マウスの調子がおかしくなるのは、ボールではなく、ボールの回転を拾うローラーの汚れのこともあるようです。かえって、そのほうが多いような気がいたします。ボールはいろいろなところでマウスパッドなどに接しますが、ローラーは一部でしかボールと接しません。よって、よごれがこびりつく可能性がたいへん高いのです。
すでにチェック済みでありましたら申し訳ありません。
また、環境と無関係ですみません。

C先生:汚れは全部取ったのです。どうやらゴムそのものが劣化するようです。


出版関係
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出版社が危機的状況にあるのは事実。また出版社が文化に貢献している(今後とも)のも事実。故にその対策を話し合い、至急手を打つ必要がある。
以上の点から一言。
1.記事には再販売価格制度についてコメントが無かったと記憶している。検討にはこの点も是非含めるべきではないか。
  何故ならしょうもない本が高い。
2.翻訳され出版された本がその後絶版状態になっているケ−スがある。(私の専門の経営・会計で)出版社に問い合わせて
  も出版の予定が無いというだけ。出版しないのなら翻訳の権利を返上したらと思う。(因みに原書を購入した)売れないことだけ議論しないで、売るべき(?)ことも議論すべき。

C先生:再販制度の実体が余り良く分かっていないので、コメントしませんでした。


要訂正
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「A君:むしろ、北欧型のように、茶色と無色のガラス瓶は作らないという」
→意味が逆になってしまいます。
「茶色と無色以外のガラス瓶は作らない・・・」
あるいは、「茶色か無色のガラス瓶しか作らない・・・」
ではないでしょうか。

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「ロンボルグ本2」の中段で
「A君:もう一つ、エネルギー資源の場合には、重大な条件があるのです。取り出すのが困難な埋蔵物を取り出すために必要なエネルギーが、取り出した埋蔵物から得られるエネルギーよりも、かなり大きくないと、エネルギー資源としての価値は無いのです。」
この部分の理屈は逆ですよね?
取り出すためのエネルギーが、埋蔵物のエネルギーより大きいと
無意味です。
「A君:もう一つ、エネルギー資源の場合には、重大な条件があるのです。取り出すのが困難な埋蔵物を取り出すために必要なエネルギーが、取り出した埋蔵物から得られるエネルギーよりも、かなり小さくないと、エネルギー資源としての価値は無いのです。」
あるいは
「A君:もう一つ、エネルギー資源の場合には、重大な条件があるのです。取り出した埋蔵物から得られるエネルギーが、埋蔵物を取り出すために使用したエネルギーよりも、かなり大きくないと、エネルギー資源としての価値は無いのです。」
の方が理屈に合っているのでは?

C先生:要訂正部分が多いのです。


アドバイス
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さて、唐突ですが、貴HP「今日の環境」6月12日付けの「死産は男児ばかり」についてですが、男児の死産が年々増加しているのは、恐らく、生物学的な理由ではないでしょうか?人間の場合、性染色体がXY-XX型ですので、男児はもともと、生物学的にはある意味欠陥体です。そもそも死産が多くても不思議ではありません。しかし、母体の衛生状態や、健康状態が悪い時代はこういった生物学的要因は、環境的な要因に隠れていた可能性があります。死産が減ったことによって生物学的要因がクローズアップされてきたのではないでしょうか?地域差については、おそらく、サンプル数ではないかと推測されます。島根県は日本で2番目に人口の少ない県で、当然ながら出生数や、死産の数も少ないでしょう。他の地域も、人口の多いところではなさそうです。もっとも一番少ない鳥取は入っていませんが、数値がぶれるかどうかは、ランダムですので、否定要因にはならないでしょう(蛇足ですが)。
で、これを検証する方法ですが、
1 医学文献等に、生物学的な要因での死産頻度の違いを記述したものがないか探す。
2 死産数の減少と、男児の死産頻度の上昇が相関しているか検討する。
3 先進国、途上国等の死産のデータを検証し、死産数の減少と男児死産頻度の相関、及び、男児死産頻度の収束があるかを検証する。
といった方法があるかと思います。
http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/kikaku/toukei/toukei.html
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii01/soran2-1.html
東京都の統計を見ると、出生数に対する死産の割合は明治時代より、むしろ戦後しばらくの栄養・衛生状態が悪かったと思われる時代(あるいは母体の成長期に状態が悪かった)に高いようです。
また、死産に周産期死亡を含めているのかどうかにも寄るようですが、
http://www.jaog.or.jp/JAPANESE/MEMBERS/TANPA/H10/980601
によると、90年代に周産期死亡率が劇的に減少したとありますので、その
反動が死産に現れている可能性もあります。
検索してみると、フィンランドや、カナダでは、死産頻度というより、
男児の出生率そのものが下がってきていることが問題になっているよう
です。これも、環境ホルモンの影響か?と取りざたされているようです。
生物学的理由にこだわる根拠もないので、複合的なものかもしれません
が、数値の高い地域を見て、少し胡散臭さを感じましたもので。
御検証される際、何らかのお役に立てば幸いです。

C先生:このようなアドバイスはありがたいです。まだ宿題ができません。


全般的
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楽しく定期的に拝見させていただいてます。
長けた知識もなく、ネット時代の未曾有の情報に、毎日翻弄されながら何とか生き延びています。
今後も科学的な立場で資本に取り込まれることなく、読者に情報を発信していただきたいと切に願います。
稚拙な文章で失礼します。
頑張って下さい。

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匿名氏がおっしゃる、「たくさんの食品添加物が出回るようになってから増えた慢性病」は誤解だと思います。
現在、日本を含む先進諸国の疾病構造はかつての感染症から慢性疾患主体に変遷してきています。日本人の死因別死亡率を見ると、第1位はガン、第2位は心疾患、第3位は脳血管疾患で、これら生活習慣病によって約3分の2が占められています。好ましくない生活の仕方が病気を発症させ、悪化させているのが現状です。

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さて、死因第1位をしめるガンの原因について、一般人は食品添加物44%、農薬24%、煙草12%だと考え、疫学者は煙草30%、食生活全体35%、食品添加物1%と考えているそうです。匿名氏は一般人なのですね。

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ところで、安井先生も書いておられますが、丁寧な検証もせず売らんがための記事ばかり書きたがる新聞記者や、うだつが上がらない自称専門家の自己顕示欲には、私も腹が煮え繰りかえる思いです。しかし、同時に、分かりやすい情報を発信せず、研究成果を社会に還元しない学者先生の方々にも失望の念を隠しきれません。