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    「人類進化の700万年」その1   03.01.2019
           三井誠氏の著書ご紹介

           



 パリ往復の飛行機の中で読むべく買った本ですが、先日、広島日帰りの飛行機に持ち込んで味見をしてみると、非常に面白い本であることが分かりました。三井誠氏は、読売新聞科学部の記者です。先日、本Webサイトで 「福音派の人々は何を思う」 06.09/2019 という記事を書きましたが、これも三井氏が米国滞在中の経験を詳細に書かれた新書『ルポ 人は科学が苦手 −アメリカ「科学不信」の現場から』(光文社新書)の引用で、なぜ、ダーウィンの進化論を米国南部の学校で教えてはいけないのか、地球が球状であることを認めないFlat Earthersと呼ばれる人々が米国だけにいる理由は何か、などの謎解きを精密に行っていただき、大変に役に立ちました。
 そして、今回は、いささか出版されてから年月が過ぎているのですが、「人類進化の700万年」という2005年に出版された三井誠氏の講談社現代新書のご紹介です。
 ちなみに、パリ出張は、今回は、回避させていただきました。気持ちが楽なりました。

 これまで、人類の歴史については、それほど関心を持たなかった。非常にボンヤリとした知識しか持っていなかった。しかし、考えてみれば、人類は現時点でも未だに進化を続けている部分がある。もちろん、その大部分は、情報科学というものとそのツールが進化して、莫大な情報をハンドリングできるようになったからであって、人間という生物自体のデータ処理能力が上がったわけではないコロナウィルス関連の大騒ぎをみても、「人類の進化」が本当であれば、もっと落ち着いた対応ができたのではないか、と思うぐらいである。特に、日本人が問題解決の中核に存在していると思っている価値観は、恐らく、「団結すれば乗り越えられる」ではないか、と思われるが、これ自身がいつでも間違っているという訳ではないことは、ワールドカップ・ラグビーで上出来な成果を残したことでも分かる。しかし、ラグビーには「One Team=一致団結」が有効であるということが、国や企業内の一致団結でコロナウィルスを乗り越えられるということではない日本という国は、やはり、ユーラシア大陸の東の隅=極東に存在する特異な国であることを認識し、その上で、「世界の中の一つの先進的な国としてのグローバルな視点を持つこと」が必須である。より具体的に言えば、今回の新型コロナウィルスへの対応において、「何が、国際的にみて標準的対応」であるのか、といった議論が厚労省の中でどのぐらい行われたのか。そして、その議論の結論が、どのぐらいDiamond Princessに対して適用されたのか。どう見ても、日本における次のオリンピックで何か想定外のことが起きるとしたら、日本からいかに速やかに逃げ出すかを考えておくべき、といった世界的な評価ができつつあるのではないだろうか。

 このような日本人と人類の関係をもう一度、原点に戻って検討してみたくなった。そもそも、日本人は十分に進化した人類であるのか。それを科学的に知るためことができればよいなあ、と思って、今回のタイトルのような本を読んだ感想を書いて見ることとした。この講談社現代新書は、上述のように三井誠氏が著者であるので、また、何か、全く新しい視点が見つけられることを希望しての、チャレンジである。

 実は、今回ご紹介する新書が書かれたのは、なんと2005年のことで、今回購入したものは2011年2月に発行された第九刷であった。まあ、相当古いとも言えるのだけれど、記述の対象が「700万年」であるので、10年や20年の時差は、ほとんど問題にならない。

 人類の歴史を明らかにするという学術的な作業は、考古学の常と言えるかもしれないが、発掘が中心である。しかし、出てきた化石の解釈は、なかなか難しいようだ。さらに悪いことには、過去、何回も偽装事件が起きている。まさに、人類はあまり信用できる存在ではないことが、人類進化の歴史に取り組む学者の行動によって証明されてしまっている。このことは、ある意味で、非常に皮肉な話だと思う次第である。しかも、その偽装の根幹にある発想が、非常に奇妙である。なぜ、奇妙なのか、それは、今回の記述の中でも明らかになるだろう。


C先生:三井さんの書かれる本は実に面白い。1971年生まれとのことなので、約50歳であり、まだ20年以上の執筆活動が可能だろうから、十二分に期待できる作家でもある。色々な意味で有意義な本を多数執筆して貰えることだろうと思う。現在の所属は、読売新聞科学部で、生命科学、古生物学、環境問題などを担当。京都大学理学部卒業とのことであるが、恐らく、理学部生物科学専攻だったのではなだろうか。

A君:読売に入社したときが1993年ぐらいだとすると、生物科学がどのような状況にあったのでしょうね。

B君:DNAシーケンサーは自動型の最初であるABI370が発表されたのが1987年なので、京大ぐらいであれば、すでに、自動型がすでに使えたのでは。

A君:ただ、今回の話題は人類ですからね。要するにヒトゲノムです。これについては、そのドラフトが発表されたのが、2000年6月26日に、ビル・クリントン米国大統領とトニー・ブレア英国首相によってアナウンスされています。

B君:ゲノムの解析に使えるような化石は得られないのではないか。確か、マンモスについては、シベリアの凍土の中で発見されたなどということもあるので、ゲノムは読めると思うけれど。

A君:そのようなことがニュースになったのが、2019年3月のことだから、比較的最近ですね。この本が書かれたのが2005年ですから。このゲノムが得られた細胞からクローンを作るということも考えられたようだけれど、実は、国際自然保護連合によってかなり厳格な基本理念が作られていて、結構、難しいのでは。

C先生:そろそろ、前段の雑談は終わりにして、次に行こう。

A君:了解。今回の引用図書のご紹介です。いつも通りに簡単にAmazonから引用します。

人類進化の700万年 (講談社現代新書)
新書: 272ページ
出版社: 講談社 (2005/9/17)
言語: 日本語
ISBN-10: 4061498053
ISBN-13: 978-4061498051
発売日: 2005/9/17

B君:そして、手元にあるこの本は、最初にご紹介したように、2011年発行の第9刷。

A君:それでは、本の概要のご紹介。「人類進化の700万年」本題ですが、”書き換えられる「人の起源」”という副題がついています

B君:確かに、このところ、不思議なことに、人類の化石が発見されて、人類の歴史もかなり明らかになったようだ。

A君:それはそれとして、目次です。
第1章 人類のあけぼの
第2章 人間らしさへの道
第3章 人類進化の最終章
第4章 日本列島の人類史
第5章 年代測定とは
第6章 遺伝子から探る
終 章 科学も人間の営み


B君: 第1章から読み始めると、当然のことながら、人類史の話になる。しかし、人類史的なアプローチは、実は、第4章で終わっているとも言える。それは、第5章のタイトルが、いきなり「年代測定とは」になっていることでも分かるが、実は、これからが面白いのだ。

A君:第5章からが面白いというけれど、それは、そこから読めば良いという話でもないですね。そこまでで知識の準備ができているから、第5章以後が面白いのであって、実は、この第5章を面白いと思うには、なんらかの予備知識が不可欠です。年代測定の基礎知識は、実のところ意外と難しいのでは、と思いますね。

B君:確かに、その通り。なぜ面白かということは、やはり正統的に第1章から順次ご紹介をして、第5章の説明のときにじっくりご説明、という方針で。

A君:それでは、第1章から。もう一度タイトルからとなりますが、「第1章 人類のあけぼの」がタイトル。タイトルが書かれた第1章の表紙には、約700万年前の、進化をし始めたときの人類の顔の推測画が書かれています。眉毛があるのかどうか分からない絵ですが、その上に額の面積はほぼゼロ。それも当然で、人類の元となったのは、チンパンジーであったとされるのですが、絵は、チンパンジーそのもの

B君:三井氏は人類とチンパンジーの関係に答えるのではなくて、いきなり質問迫ってくる。「人類がチンパンジーから枝分かれしたごく初期に持っていた特徴とは何。次から5項目から複数を選択して欲しい」
選択肢
1。脳の大型化
2。複雑な言語の使用
3。メスの発情期の喪失
4。直立二足歩行
5。犬歯の縮小

A君:これが分かれば、ある一定レベルのプロなのでは。そこで、カンニングすれば、4の直立二足歩行、5の犬歯の縮小が答え初期の人類は、「直立二足歩行ができたチンパンジーのような動物」だったと思えば良いということを意味します。

B君:要するに、進化などということは、一気に起きることではない。「ヒトになったら、いきなり賢くなる」などということは起きない。したがって、ここからヒトという境目も、実は、まるで明確ではない。

A君:「ヒトが獲得した主な特徴と時期」というテーブルがあって、これが重要ですね。

700万年前 直立二足歩行、犬歯の縮小
400万年前 歯のエナメル質の厚み増大で、根などの硬い食料もOK
250万年前 石器の作成 & 脳の大型化始まる
200万年前 体毛の喪失
180万年前 アフリカから出る
 80万年前 火の使用?
7.5万年前 シンボルを扱う能力
  同上   言語の使用?
3.5万年前 芸術の広がり
1.0万年前 農業を始める


B君:しかし、「最古の人類」の化石と言われているものが見つかったのがアフリカ中央部のチャド。2002年のこと。この化石を後程述べる年代測定法によって700万から600万年前のものとされた。

A君:脳の大きさは、360〜370cc程度で、チンパンジーと変わらない。推定された身長は150〜120cmで、これも現代のチンパンジーと変わらない。それなら、なぜ、これを人類の先駆けと判断されたのか。

B君:それは、首の骨が頭骨に入り込む角度。これが、その動物の姿勢を決める。最古の人類の化石では、余りはっきりしなかった。そのため、科学的な結論としては、「犬歯の縮小などから人類の一員と判断できる。直立二足歩行を示唆する特徴もあるが、歩き方を決定づけるまでに至っていない」。

A君:ちょっと飛ばしますが、もっとも有名な猿人化石は、「ルーシー」という愛称で呼ばれているもので、米国やフランスの研究チームが1974年に発見した。約320万年前に現在のエチオピアで生きていた女性。全身の4割の骨が見つかった。脳の大きさは400ccぐらいで、チンパンジーと大差はない身長も1m程度と小柄。足に比べると手が長いという特徴。大腿骨と上腕骨の長さの比を見ると、チンパンジーは100%ぐらい。現代人は70%ぐらいと腕が短い。ルーシーは約85%だった。

B君:次の話題に行くけれど、「そもそも人類は何種類いたのか?」

A君:これはなかなか回答するのが難しい問題のようです。化石の違いで判断するのですが、研究者は、わずかな違いで新種と言うタイプと、微妙な違いでは新種だとは言わないタイプに分かれて、前者はスプリッター(分離主義者)と呼ばれて、要するに、新種だと判断する研究者。それに対して、新種の設定に慎重な研究者は、ランバー(統合主義者)と呼ばれる。当然、両者はかみ合わない。

B君:要するに、そもそも人類が何種類だったのか、その答えは無いことになる。どう判断するかだから。

A君:次の話題が「人類はどこで進化したか?」

B君:その答えは、最近ではアフリカ説が主流だけど、驚いたことには、進化論のダーウィンは、初期人類の化石が見つかる以前である1871年に、次のような予言をしたとのこと。
 「世界の大陸を見ると、現存する哺乳類は、その地域で過去に絶滅した種と近縁である。この事実から、アフリカには以前、ゴリラやチンパンジーと近縁な、絶滅した類人猿が住んでいたと考えられる。我々の初期の祖先は、アフリカに住んでいた可能性が高い」

A君:流石ですね。人類の起源がアフリカかどうか、その議論は、ごく最近までかなり行われたようですが、ダーウィンは、現時点での結論を見通していた。

B君:最近の結論では、アフリカの外に人類が進出するのが約180万年前ごろから。人類は、誕生してから約500万年、アフリカですごしたことになる。

A君:それならアフリカのどこで初期の人類は過ごしたのか。フランスの人類学者、イブ・コパン博士が1982年に発表した筋書きはこのようなものです。
 「800万年前に加速した大地溝帯の活動によって、紅海沿岸からタンザニアにかけて、山々ができた。西から吹き込む湿気を帯びた空気は、この山々に遮られ、アフリカ東部は乾燥が進み、森林が減少した。広がった草原に隔離された類人猿は、樹上生活から地上での二足歩行の生活に移行し、そして、人類に進化した。一方、西側にとどまった類人猿はチンパンジーに進化した」。

B君:しかし、現時点だと、このいかにももっともらしい説にも決定的な問題点があるとされている。それは、最古の人類の化石は、すでに述べたように、チャドで見つかっている,チャドはあきらかにアフリカ東部ではない。ほぼど真ん中だ。さらに問題があって、東部で乾燥化が急速に進むのは、実は300万年〜250万年前ぐらいかららしい。

A君:チャドはそのころ、どんな状況だったのか。最古の人類の化石が見つかった地層からは、森林のサルであるコロブスのほか、魚、ワニ、ゾウ、ウシ、カワウソ、カバ、ヘビなどの化石が見つかっている。異なる環境がモザイク状になっている場所だったということのようです。

B君:その次の問題が、いつから人類は直立二足歩行を始めたのか。人類らしさは「直立」というところにある。単なる二足歩行であれば、ティラノザウルスでもやっていた。

A君:「人類はいかにして立ち上がったのか」、これが人類進化の最大の謎だそうですね。そして、まだ確答とは言えるものが無いとのこと。

B君:いくつかのヒントはあって、そのころアフリカは乾燥を強めていた。森林と草原が混在するような環境に変わっていた。となると、広い地域で食糧を探すことが必要になった。初期人類のメスにとっては、子どもを抱えての食糧探しは難しい。となると、広い範囲から食糧を持って帰ってくるオスが好まれる。そのため、オスは、効率的な二足歩行を身に着けた。

A君:しかし、このようなメカニズムが成立するには、男女の関係が安定化しないという条件が必要ですよね。一方、チンパンジーは、乱婚社会で、比較的近い血縁にある複数のオスと、他の集団から来た複数のメスで集団を作る。オスは、したがって、自分の子供が分からない。この社会では、あるメスに対してのみサービスを行うオスは存在しない。

B君:それでは、人類における夫婦関係はどのようなものだったのか。ラブジョイ博士の研究によれば、男女の体格差が現代人並みだったとのこと。乱婚社会だと、強いオスの遺伝子が生き残るので、体格の大きなオスが残るため、メスとの体格差ができる

A君:まだ、第1章のp46。このペースだと全部記事にするのに、最低5回かかる。それは無いですよね。

C先生:まあ無い。全く無いというルールがある訳ではないが、そろそろエネルギー関係の講演を連続してやらなければならない状況になっているので、エネルギー系の新しい記事も書きたい。まあ、最低、次回はもう一度、三井氏の「人類進化の700万年」を取り上げるが、それでも、絶対に最後まで行くのは無理だから、今回、せめて、第1章だけは終わりにしないか。

B君:了解。それではぶっ飛びモードで。

A君:次の話題は、チンパンジーだって進化する。初期の人類の脳のサイズは400cc弱と現在のチンパンジーとほぼ同じことを見ると、チンパンジーの脳の大きさという点では進化していないですね。

B君:しかし、チンパンジーの化石は全く見つかっていない。さらに、人類と枝分かれする前の、1300万年前から人類化石が出始める700万年前まで、アフリカの地層では、類人猿の化石が出てきていない。例外的に、950万年前の化石が見つかっているが、上あごの骨がひつつだけ。歩き方などの推定には役に立たない。

A君:そのためもあって、人類一歩手前の類人猿が、現在のチンパンジーのようにナックルウォーキング(指を曲げたの第一第二関節あたりを地面につける歩き方)をしていたか全く不明

B君:初期の人類の化石の手首に、ナックルウォーキングの痕跡が認められた米国の研究者もいたけれど、決定的な結論は出ていない。

A君:二足歩行すると有利になる条件とは何か。一つは、日射を受ける面積が少ないこと。もう一つは、頭の位置が高くできるので、地表面よりは涼しい風の効用が期待できること。

B君:そもそも、そのころの環境が完全な草原だったのか。実は、完全な草原ではなく、森も混在するような条件だったと考えられているので、有利・不利の差が大きいとは思えない。

A君:背を高く見せるための「威嚇」説や、「視野拡大」説というものもあるようで。さらには、「アクア説」といって、海辺で暮らすようになったから、という説もある。確かに、海に入るには、直立が有利なことは確実。しかし、学者の間では、どうも評判が悪いらしい。

B君:それは、サメなどが存在する海にそれほど長時間入ることができたのか、ということらしい。確かに、そうかもしれない。

A君:そろそろ、最後の説のご紹介。それは、ダーウィンが述べた説。「二足歩行」「高い知性」「道具を作る能力」が一度に発達したというもの。「二本足で立ちあがり、自由になった手で道具を作った」という説だが、石器などを作るようになるのは、人類が誕生してから400万年以上たってから、というのが証明されてしまったから。

B君:最後に「会場からの想定質問」コーナー。 「なぜ人類だけが二足歩行??」

A君:この質問に答えるのは難しい。しかし、恐らくは、人類が二足歩行に適した骨格を獲得していたから。それは、枝渡りや木登りのために体の軸が地面に対して垂直になった可能性は有りうる。

B君:もう一つのよくある質問。「アフリカの類人猿は人類に進化したのに、アジアの類人猿(テナガザルとオランウータン)はなぜ人類に進化できなかったのか」。

A君:その理由の一つとして考えられるのが、環境の変化。アフリカでは急激でないにしても乾燥化の波が訪れたが、アジの熱帯林は豊かであり続けた。豊かな森であれば、地上に降りる必然性は無かった。

C先生:最後のまとめをちょっとご紹介して、これで終わりにしよう。ただし、次回に続くとしておく。
 人類の進化を40億年といわれる生命進化の歴史の中で考えてみると、人類が誕生した700万年前は、カレンダーで言えば、12月31日の午前8時30分
 そのちょっと前のチンパンジーやゴリラが誕生したのは、約3000万年から2500万年前。これは、12月29日の午前7時ごろ。
 さらにサルと呼ばれる霊長類が繁栄するのは、約6500万年以前。12月26日午前2時。この6500万年前と言えば、実は、恐竜が絶滅した時代。恐竜がいなくなって初めて、地球の生態系には余裕ができて霊長類が進化を始めた。大量絶滅は、実は、次なる進化の母である。そして、極めて有名な事実ではあるが、この大量絶滅を招いたのは、メキシコに落下した巨大隕石だった。この隕石が落ちなければ、地球上を恐竜がまだ歩いている可能性もあるのだ。
 ということで、人類進化などの話を取り上げてみたのも、実は、コロナウィルスなるもので、人類が(日本人が)滅亡するような雰囲気になっているが、この程度では、人類が滅亡することはない。目立つような人口減少にも繋がらない。中世ヨーロッパでのペストの大流行、じゃがいも飢饉と呼ばれた大食糧不足などでも、人類は滅びた訳ではないのだから。