バーチャル後藤新平:全国スケール編V00   03.27.2011 





日本大復興のコンセプト:国民すべてが幸福感をもち、かつ、連帯感を持てる社会の構築を第一義的な目的とし、地球の容量に十分な配慮を行った上で、経済的な活力を高めつつ、長期間に渡って持続可能な社会を構築する。検討のスコープは、2050年を意識しつつ、2030年を当面のターゲットとする。具体的な課題を以下の10箇条にまとめる。

ただし、議論の進め方は、地域編を実現するために全国レベルでの整備が必要なものは何か、という観点から行うものとし、最後に示す注に記述する条件下での検討とするものとする。

1.世界の見本となる国(含 自然環境保全・生物多様性保全):
 問題・課題の例:
 (1)売り物は何? 人? 心? 知的レベル? 金銭的レベル? 物質的充足? 足るを知る? 美しさ? 福祉のレベル? 安全のレベル? 世界最高の食? 
 (2)世界で今後不足しそうなものを提供? 平和? 威圧感の無い国? 多神教的発想? 精神的健全性?
 (3)環境の売り物は? 保護地域? 四季?
 (4)既得権の少ない国 

2.省エネ&低炭素化(全国スケール):
 問題・課題の例:
 (1)エネルギー源 原発回避? 自然エネルギー? 海洋エネルギー? バイオマス?
 (2)高度省エネ 新こたつ文明? 省エネ油田思想?
 (3)低炭素化 ゼロエミ電力は無理? 超高効率利用? CCSは回避? 海底利用の新型CCS?
 (4)電力供給システム 直流基幹型? 

3.人口構成と高齢者対応:
 問題・課題の例:
 (1)高齢者活用 定年は80歳? 
 (2)福祉技術 支援ロボット開発? 

4.国内外からの訪問者:
 (1)おもてなしの心 高度医療提供? 世界一の食の提供? 高度福祉の提供?
 (2)新しい文化の提供 アニメ、ファッションの次は?
 (3)新しい経験の提供 復興する被災地は未来+伝統都市化?

5.一次産業の在り方(全国スケール):
 問題・課題の例:
 (1)林業 所有権の確定による林道の整備? 日本に適した林業用重機開発?
 (2)漁業 本当の意味での持続可能な漁業?
 (3)農業 個人的には、コメ(大規模化)+高付加価値だと思うけど。。。。

6.二次産業の在り方(全国スケール):
 問題・課題の例:
 (1)Made in Japanの付加価値?

7.三次産業の在り方(全国スケール):
 問題・課題の例:
 (1)価値の高い知的情報? 特許? 先端機器の設計?

8.社会インフラ整備(全国スケール):
 問題・課題の例:
 (1)超低コストメンテ型インフラ 自然共生型? 自己修復型?
 (2)自動サービス縮小型インフラ 

9.交通インフラ(全国スケール):
 問題・課題の例:
 (1)自動車輸送と鉄道が共存した新システム?

10.土地所有の在り方:
 問題・課題の例:
 (1)公共的な買い上げシステム?

注:次のような議論は、国家体制の議論として別途行うこととし、このレベルでは議論しない。
(1)政治制度の変更は当面考慮しない。しかし、現行の範囲内での投票制度の変更など、市民の関与の方法に関する変更は考慮する。

(2)行政制度は、柔軟性を高めるため、省庁の壁を超えた一体的な運営を可能にする改革までを対象とする。国民の長期的なニーズを原点においた検討を行うことを、基本方針とする。

(3)中央政府と自治体との関係、例えば、道州制、さらに、連邦制への転換なども対象としない。

(4)できるだけ懐古・復古的なトーンを持たないよう努力する。昔からの価値観を尊重することは否定しないが、それによって、新たな価値の創造に繋がるような発想が望ましい。


岩手県北三陸海岸の北山崎 2010年8月撮影 どうせ撮影するなら朝でしょうが、到着が午後だったもので。
同じ三陸海岸でも、宮古から北は、リアス式ではありません。リアス式は沈降した海岸。北山崎は隆起した海岸です。