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  新型インフルエンザ3   05.01〜03.2009
     



 4月30日、成田空港で米国から帰国し、簡易検査でA型インフルエンザに感染していると判定された女性(25)は、季節性のインフルエンザA香港型であったことが判明した。

 ところが、各紙朝刊によれば、カナダから帰国した高校生(17)が、新型インフルエンザに感染していると疑われている。まだ確実な遺伝子解析の結果が出せていないようなのだ。

 1日の夜になって、この高校生も結局のところ、インフルエンザAソ連型であって、新型インフルエンザではないことが分かった。

 成田空港の検疫も、かなり手際が良くなったようだ。短いと40分間で1機分の検疫が行われるようになったようだ。

 一方、韓国で新型インフルエンザが確認された。もう一人、感染の疑い。

 カナダのアルバータ州では、ヒトからブタへの感染が起きているとの報告がある。

 またまた米国から帰国した東京三鷹市の女性がA型インフルエンザに感染していることが分かった。これが新型かどうか、詳しい検査をしている。  −−> こちらも新型ではないことが判明。

 5月5日朝現在、日本には未だに発生数ゼロ。



 以上がニュース。以下は、周辺状況。

 1日、米国の検疫体制はかなり手抜きだという記事が出ている(読売)。メキシコからロスアンゼルスに到着する飛行機から乗客は、特に、何事もなく国内に入れるとのこと。

 一方、1日の朝日は同じ島国である英国の状況と成田の状況を対比した記事を紹介している。英国の検疫体制も米国と同様だとのこと。成田のような水際作戦が果たして有効なのか、(多分有効ではないだろう)という英国の見解を伝えている。

 確かに、潜伏期間が平均3日間、実際には1日〜10日程度ある以上、何をやっても完璧な検疫などは不可能である。

 アンケートにウソを書く人を見抜くことも不可能。だからどうするのだ、と問われても、答えはない。

 まあ、厳しい検疫は時間稼ぎであって、ワクチンが完成するまでは無理にしても、できるだけ長い間時間を稼ぐことが、日本国内のパンデミックを小規模にするために重要だろう。

 現時点での日本人のリスクとして大きいことが、自分が飛行機で帰国したとき、たまたま新型インフルエンザに感染している人と隣り合わせに座っていた場合に、10日間も成田などの空港の近くの宿泊施設に隔離されることだろう。

 そんな措置をするぞ、ということで、無用な海外への旅行を制限しようということならば、分かるような気もする。 
 
 いずれにしても、徐々に徐々に患者が増える傾向が続いているようだ。