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新型インフルエンザ9 05.24.2009 |
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5月18日以降:神戸、大阪で130名発症 高校を中心に大量発症者。 5月21日:東京、神奈川、埼玉などでも発症者 しかし、拡大の傾向はまだ見えず。 5月21日:NITE全遺伝子解析 製品評価技術基盤機構が成田や米国で採取したウイルスの全遺伝子解析を行い、タミフル、リレンザが有効なウイルスであることを確認できた。 実は、もっとも怖いことが、ウイルスがどのように変異するかである。強毒性に変異し、次の季節性インフルエンザと混じった形で流行するのが最悪のシナリオ。 5月22日:健康観察・機内検疫停止へ ここまで大量発症してしまったら当然。 5月23日:大量発症の原因 NHKの特別番組で、大阪・神戸の高校で大量発症した原因がいくつかあるとの指摘を行った。 すなわち、高校でも、また、医者も、新型インフルエンザの感染であることが見抜けなかったのか。 理由として挙げられたのが、厚労省が作った判定基準のフローチャート。「海外渡航経験あり」が条件となっていた。 すなわち、海外渡航者が最初に発症して、病院に隔離されるということが大前提のシナリオになっており、海外渡航者が保菌者でありながら、大した発熱をしないでウイルスをばらまくというシナリオが考えられていなかった。これは、低毒性のインフルだったら当然起こることだったのではないか。 もう一つ。厚労省のサーベイランスシステムが機能していなかった。大阪の担当課長がその存在を知らなかった。地域での発症があった場合には、それを入力し、インターネットで公開することになっていた。 5月24日:日本では感染者確認やや減少 関東での発症者は散発的。 日本の総数338人。堂々世界4位。メキシコでは市民生活が正常に戻る。 日本時間24日午前1時現在と10日午前1時との比較 24日 10日 メキシコ 4174名 1626名 米国 6552名 2254名 カナダ 805名 242名 スペイン 126名 93名 英国 122名 47名 ニュージーランド 9名 19名 ドイツ 17名 11名 イタリア 14名 8名 フランス 16名 12名 イスラエル 7名 7名 エルサルバドル 6名 2名 韓国 10名 3名 オーストラリア12名 1名 スイス 1名 1名 オランダ 2名 3名 香港 6名 1名 デンマーク 1名 1名 コスタリカ 28名 1名 アイルランド 1名 1名 コロンビア 12名 1名 ポルトガル 1名 1名 日本 338名 3名 スウェーデン 3名 1名 ポーランド 1名 1名 ブラジル 9名 6名 グアテマラ 4名 3名 アルゼンチン 2名 1名 パナマ 76名 2名 チリ 44名 新規 ペルー 16名 新規 エクアドル 6名 新規 キューバ 4名 新規 ホンジュラス 1名 新規 中国 7名 新規 台湾 6名 新規 タイ 2名 新規 マレーシア 2名 新規 インド 1名 新規 フィリピン 1名 新規 ベルギー 6名 新規 ノルウェー 2名 新規 フィンランド 2名 新規 トルコ 2名 新規 オーストリア 1名 新規 ギリシャ 1名 新規 ロシア 1名 新規 初期の予想よりは、増加傾向が少ないようだ。1週間で2倍までは増加していない。 いつの間にか、中国が7名になっている。イギリス、スペインなどで増えていないのはなぜ。また、ニュージーランドなどで数が減っているのはなぜ。 中米で感染者数が増えているようだ。しかし、ヨーロッパは安定している。これは、このところ検討され始めた若年層以外は免疫があるのでは、という影響なのか。特に、ヨーロッパには、免疫を持っている人が多いからなのか。 免疫説 (1)1957年にアジア風邪H2N2の流行でどこかに飛んでしまった1918年のスペイン風邪に由来するウイルスH1N1は、1956年まで、季節性のような流行を繰り返していた。したがって、1956年までにインフルエンザに感染した人は、免疫があるという説。となると、54歳ぐらい以上はOK? (2)1980年頃に、旧スペイン風邪系のウイルスH1N1によるインフルエンザが流行したことがあるという説。 (2’)1977年〜78年頃にソ連で流行したAソ連型H1N1は、その初期段階では、現在の遺伝子配列と違っていたのではないかという説。 もしも(2)(2’)が正しいとするならば、30歳以上なら多少の免疫はあるのかも? 今後の心配 ウイルスの変異速度は速い。最大の心配は、いったん収まったインフルエンザが、この秋から強毒性に変わって流行することだろうか。そう考えると、今のうちに感染しておくのもそんなに悪いことではないのかもしれない。 |
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