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   「小型」関連情報二種
     04.07.2013
        超小型モビリティ と 小型家電リサイクル法



 ベトナム・ミヤンマーで撮影した写真を別の記事で公開ましたが、ミヤンマーには小型の簡易型の三輪トラックがありました。そう言えば、日本でも超小型モビリティとか言うものがあったはず。

 また、小型と言えば、小型家電リサイクル法の詳細を決める施行令、省令はどうなったのか。

 ということで若干調査してみました。



1.超小型モビリティ認定制度

 2013年1月31日に公布・施行されていたことを発見。

 これまでも第一種原動機付き自転車に分類される超小型の電気自動車は存在していた。

その規格
*一人乗り
*普通免許必要
*サイズ 2500×1300×2000mm以内
*定格出力 0.6kW以下 もしくは 排気量 50cc以下

 販売されている実例としては、トヨタ車体のCOMS。http://coms.toyotabody.jp/

COMSの仕様は、
*全長2395mm 全幅1105mm
*電池:5kWh程度
*定格出力:0.59kW
*交通の流れにのれる時速60km
*車検・車庫証明・重量税・取得税は一切不要。

というもので、新型はなかなかのスタイルで、ちょっと乗ってみたい。

 新しい超小型モビリティに適合する車は、COMSよりも一回り大きい。そのスペックは、電気自動車であれば、
*二人乗り、もしくは、一人乗り+子供用二座席 
*普通免許必要
*定格出力 8kW以下
*しかし高速道路走行不可
*大きさは軽自動車と同じで、3400×1480×2000mm以内
*走行できる地域が限定される
 → 地方公共団体(都道府県・市区町村など)もしくは、それらの協議会によって、交通の安全と円滑を図るための措置を講じた場所のみ。
*さらに全幅が1300mm以下であれば、ヘッドランプなどの灯火器、ブレーキ、施錠などは二輪車の基準を適用
*最高速度が30km以下になっているときには、保安基準が緩和される
*車検は実施

 このような規格の電気自動車は、試作車があるものの、まだ販売段階ではない。なぜならば、軽自動車に分類されるものの、税金や強制保険などの金額が軽自動車と同じなのか、などがまだ決まっていないためである。

 これを決定するまでに、現在の軽自動車メーカーあたりとの交渉が必要になるのだろう。

 それまで待てないという事業者が、現存の枠組みで新しい電気自動車の製造販売を始めているようだ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130307/244630/




2.小型家電リサイクル法の法律施行令

 法律だけでは細かいところが良く分からなかったが、その施行令・省令等が決まった。かなり具体的になったが、まだ、誰がやれば商売になるのか、よく分からない。

 その中で、小型家電の定義が次の28分類になった。ほぼすべての家電と言えるようだ。

施行令(閣議決定による)

(小型電子機器等)使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律(以下「法」という。)
第二条第一項の政令第一条次に掲げるもの(一般消費者が通常生活の用に供する電気機械器具であるもので定める電気機械器具は、次に示すものに限るものとし、これらの附属品を含む。)とする。

対象家電リスト

一 電話機、ファクシミリ装置その他の有線通信機械器具
二 携帯電話端末、PHS端末その他の無線通信機械器具
三 ラジオ受信機及びテレビジョン受信機(特定家庭用機器再商品化法施行令(平成十年政令第三百七十八号)第一条第二号に掲げるテレビジョン受信機を除く。)
四 デジタルカメラ、ビデオカメラ、ディー・ブイ・ディー・レコーダーその他の映像用機械器具
五 デジタルオーディオプレーヤー、ステレオセットその他の電気音響機械器具
六 パーソナルコンピュータ
七 磁気ディスク装置、光ディスク装置その他の記憶装置
八 プリンターその他の印刷装置
九 ディスプレイその他の表示装置
十 電子書籍端末
十一 電動ミシン
十二 電気グラインダー、電気ドリルその他の電動工具
十三 電子式卓上計算機その他の事務用電気機械器具
十四 ヘルスメーターその他の計量用又は測定用の電気機械器具
十五 電動式吸入器その他の医療用電気機械器具
十六 フィルムカメラ
十七 ジャー炊飯器、電子レンジその他の台所用電気機械器具(電気冷蔵庫及び電気冷凍庫を除く。)
十八 扇風機、電気除湿機その他の空調用電気機械器具(ユニット形エアコンディショナーを除く。)
十九 電気アイロン、電気掃除機その他の衣料用又は衛生用の電気機械器具(電気洗濯機及び衣類乾燥機を除く。)
二十 電気こたつ、電気ストーブその他の保温用電気機械器具
二十一 ヘアドライヤー、電気かみそりその他の理容用電気機械器具
二十二 電気マッサージ器
二十三 ランニングマシンその他の運動用電気機械器具
二十四 電気芝刈機その他の園芸用電気機械器具
二十五 蛍光灯器具その他の電気照明器具
二十六 電子時計及び電気時計
二十七 電子楽器及び電気楽器
二十八 ゲーム機その他の電子玩具及び電動式玩具

 こう決まったとして、現時点で我が家にあるもので、ここに含まれない小型の電気製品は何だろう?

 ”付属品を含む”ということなので、ほとんどすべてのものが含まれそうな雰囲気である。

 自宅とデスク周りにある機器を色々とチェックした結果、次のようなものは、含まれないのかもしれない、と思ったが、実際には不明。

◆太陽光発電(小型ではないから当然。しかし、パワーコンディショナーは? まあ特殊かも)
◆太陽熱温水器(熱媒体の循環用ポンプが付いているので、電気製品ではある。極めて特殊品だし、まるで小型ではない)
◆テーブルタップ・延長コード(うーーーん)
◆懐中電灯(フラッシュライト)−照明機器という解釈も有りうる
◆毛玉取り用の電気かみそり的な機器(そもそも電気器具か?)、
◆乾電池の電気量チェッカー(そもそも電気器具か?)、
◆電子ライター(そもそも電気器具か?)
ぐらいしか候補が見つからなかった。

 この施行令ができたために、若干具体的になったものの、どのような計画であれば、認可されるのか、そのあたりは不明。実際に、いくつかの例が出てみないと、分からないのかもしれない。

 加えて、省令も決まった。それによれば、対象とする資源として以下のようなものがリスト化された。
 省令は、大臣名で出される。

省令

対象金属のリスト

 使用済小型電子機器等に含まれる鉄、アルミニウム、銅、金、銀、白金、パラジウム及びプラスチックを高度に分別して回収し、当該回収により得られた物(以下「回収物」という。)に含まれる次に掲げる資源の再資源化、熱回収(回収物の全部又は一部であって燃焼の用に供することができるもの又はその可能性のあるものを熱を得ることに利用することをいう。)又は安定化(以下「再資源化等」という。)を自ら行うか、又は当該再資源化等を業として行うことができる者に当該回収物を引き渡すこと。
イ 鉄
ロ アルミニウム
ハ 銅
ニ 金
ホ 銀
ヘ 白金
ト パラジウム
チ セレン
リ テルル
ヌ 鉛
ル ビスマス
ヲ アンチモン
ワ 亜鉛
カ カドミウム
ヨ 水銀
タ プラスチック

 トのパラジウムまでは資源であるが、チのセレン以降の金属はどうやら、有害物としてのリスト化になっているようである。

 ほぼカバーは完璧だが、事業者が提出する「計画」にどこまで書き込まなければならないのだろうか。そのあたりは、いくつかの実例がでるまでは分からない。


 今週は短めで終了。