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  スマホは2台持ちに限る
   01.08.2011
       お屠蘇気分でカンボジアから?



 8日日曜日はカンボジアにいる予定です。そこで、お屠蘇気分で書いたこんな記事を、カンボジアからではなく、予め4日にアップします。日付は先付けですが。。。

 このところ、色々と取り揃えているうちに、Androidの端末が、なんとなんと7台になりました。なぜこのように多数の端末を所持しているのか、と言えば、秘書に貸出をしていたため、海外でも使えるAndroidを買い込んだため、などという理由もあったのですが、それ以外にさしたる理由はなくて、余りにも出来不出来のあるAndroidの実態を解明しているうちにそうなってしまった、ということです。

 もっとも、これを全部契約していたら、とても財布が持ちません。7台のうち、持ち歩いているのは常時2台。もっているSIMも2枚です。

 経験の教えるところは、「スマホは2台持ちが、コスト的にも、機能的にも、もっとも合理的」。同じようなことを考える人は居て、iPhoneを一台持つことが前提なので、観点は相当違いますが、やはり2台持ちを奨める記事として、
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111219-00000006-trendy-mobi
があります。


個人的な2台(SIM2枚)持ちの現状

 私の場合の使用条件を記述しますと、通話はもともとほとんどしないために、1枚目のSIMはDocomo。月々の通話契約は980円。その他色々で合計1393円。無料通話が1000円付いているので、まず、これだけで足ります。iモードメールは使っていない。緊急連絡としてのSMS(ショートメッセージ)の送受信をします。

 もう1枚のSIMは、b-mobile(仮想移動体通信事業者(MVNO)の一つ)のFairというものです。このSIMの本体はDocomoのものなので、通常のサービスエリア全域で通信ができます。通話はできません。120日/1GBまでで8350円なので、月2100円以下。

 以上2枚のSIMの合計で、月々大体3500円。

 b-mobileには様々なDocomoのSIMがあります。Fair1GBというものもあって、上記のSIMと似たものですが、上限が月に1GBまでというもので、そのかわり月3150円です。

 速度を300kbpsに規制しているけれど、使い放題というSIM、U300もあります。

 おすすめは、普通のFairを使いこなすことですが、もし通話量が多いようなら、Fair1GBを入れた端末用に050番号を取得すれば、インターネット経由で通話も可能になります。しかし、後述のプラスエリアでは通信速度が極めて遅いので、050での通話は無理でしょう。

 さて、通話用、通信用、この2枚目のSIMで外出時に以下のことを実行できます。

1台目:通話用の用途
(1)通話
(2)SMS
(3)予定・受信済みのメールの内容確認(自宅などで同期をしているのでその朝以前のものになる)。

2台目:通信用の用途
(1)Webページを見て、
(2)Gmailを読み返信を書く、
(3)グーグルマップを使う、
(4)カレンダーで予定をチェックする、
(5)ときに予定の追加、
(6)新聞記事を読む、
(7)高速道路情報を得る、
(8)乗換案内を調べる、
(9)ときにEvernoteを書く、
(10)Dropboxの自分のファイルを読む
などなどの通信が不可欠のことが十二分以上に可能です。

 やらないことも勿論あって、YouTubeは自宅以外では見ないし、ソフトのダウンロードも外ですることはない。メールの添付ファイルのダウンロードも必要最小限しかしない。

 とは言っても、普通の設定では、上限1GBでは120日持たないでしょう。ヘタをすると、40日ぐらいで1GBを使い切るでしょう。やはり使い方というものがあるのです。そのための設定と使い方は、後ほど。


1台目の通話専用スマホの選択条件

 さて、1台目の通話用スマホとして、どのようなものが良いのか、その選択基準についてまず述べます。通話専用なら普通の携帯、いわゆるガラケーが最良だと思うのですが、個人的には、やや特殊な経歴の持ち主なので、1台目もAndroidを使うことになります。それは、以前からパソコンを常時持ち歩き、そのための通信用カードや通信用USB、PocketWifiなどでインターネットメールを受信していたので、携帯メールを実用的に使うという必要性がなかった、という特殊事情があるためです。携帯メールは便利だ、必要だと思う方は、1台目はガラケーで良いと思うのです。

 通話用もAndroidにしておくと、まあメリットもあって、電話番号、メールアドレスなどは、パソコンでGmailをアクセスして追加・変更などの編集作業をすることができるので、圧倒的に一覧性が高い大きなスクリーンとフルキーボードという最良の環境での作業が可能で、当然効率的である、というメリットがあります。

 もちろん先方から掛かってきた電話番号などは、Androidから登録すれば、それは、Gmailの連絡先に反映されます。

 さらに、Androidにしておくと、自宅などでは自動的に無線LANをアクセスして、連絡先、Gmail、カレンダーを同期させることが可能なので、無線LANを最後にアクセスしたときの状態での情報を持ちあるくこともできるので、それをちょっと確認するときには便利。

 iPhoneを持っていないので、よく知らないのですが、iPhoneでも同じ事は可能なはず。すなわち、1台目として、iPhoneを使うというやり方もありそうですが、先ほどご紹介した記事によれば、iPhoneを持ってしまうと3台持ちになるようですね。

 2台持ちの場合、1台目と2台目とは、キャリアが違っても構わないので、1台目は、まあ通話が日本中どこでも可能という条件から、ソフトバンクは避けて、Docomoかauになるでしょう。となると、iPhoneの場合には、auにして、通話と無線LANだけで運用するということもあるのかも。ソフトバンクをあえて選択するには、それなりの理由、例えば、費用面で有利などの理由が必要でしょう。

 Docomoの場合には、純正品以外の輸入品の携帯などは注意が必要です。その事情は複雑です。FOMAだと電波に3種類あって、バンド1(2.1GHz)のFOMAサービスエリアは必須ですが、これに加え、バンド6(800MHz、正確には850MHzに近い)とバンド9(1.7GHz、正確には1800MHzに近い)のFOMAプラスエリアを受けることができる方が望ましいのです。プラスエリアは、人口が少ないところでサービスされているだけなのですが、面積にするとサービスエリアの30%を占めるらしいのです。秘境の温泉などがお好みの方は、プラスエリアでの通話が必須だと思いますので、純正品をどうぞ。

 Docomoのこのような仕様は国際的には特殊で、国際標準品である通常クワッドバンドと呼ばれる4種類の電波を受信できるものでも、FOMAプラスエリアの電波を受けることは不可能のようです。要するに、DocomoのSIMを100%使うには、Docomoから販売されている純正品を選択することが必須です。もし輸入品に興味があっても、その場合には、プラスエリアからの通話と通信を諦める以外に無さそうなのです。もっともプラスエリアに入ることはマレなことですが。

 実は、国際マーケットから購入した端末は、「技適」というマークを付けていないものもあるので、国内で使うと、厳密には法律違反。ただし、海外居住の人が使うのは許容されているようです。信用できるメーカーの製品なら、実害がある訳ではありません。

 ということですので、結論として、Docomoかauの純正品で、できるだけ軽いものを選択することが良いように思われます。


2台目の通信専用スマホの選択条件

 2台目は、通信専用、しかもメールのやり取りが主な用途になりますので、キー入力の使いやすいことが最大の選択要素となります。

 ハードウェア・キーボードがないのが普通のスマホですが、やはりミスタッチが多いです。思わず触ってしまうのですね。

 flick入力に慣れれば小さい画面でも良いのかもしれませんが、ローマ字入力をするとなると、できるだけ画面は大きい方が、キーボードのミスタッチも減ります。

 持ち運びを考えると、当然のことながら、できるだけ小さい方が良いですね。しかし、画面が小さいと、例えばiPhoneの3.5インチの画面では、文字が小さすぎて、読むのが辛いです。

 ということで、通信専用のスマホであれば、個人的な理想の画面サイズは6インチです。しかし、そんなサイズのスマホは売っていません。

 6インチが最良という理由ですが、このぐらいのサイズであれば、両手で掴んで、2本の親指で、キーボードを操る。勿論、ローマ字入力ですが、結構早く打てるのです。

 iPad級となると、大きすぎて両手で掴んで親指で打つことが難しい。通常左手でもって、右手だけで打つことになります。これは遅い。

 少しぐらい小さくても良いではないか、と思われるでしょう。SonyのXperia Acroは4.2インチ、HTCのDesireHDは4.3インチですが、それでも、縦向きで持つと、キーボードがやや小さすぎです。早く打とうと思うとミスタッチをします。

 それなら横向きで打てば良いではないか。Sonyは、液晶が縦長なので、横向きにしたときに、キーボードが画面に占める面積が大きくなりすぎて苦戦します。その点、HTC・Desireの縦横比は比較的良いですね。

 いずれにしても、最低でも5.5インチ欲しいところです。

 さて、2台目には、通信料を考えれば、bmobileを使うことが前提なので、どこでも通信ができることが重要で、すでに述べたように、バンド1/6/9のすべてを受送信ができるDocomoの純正品が良いです。

 それでもDocomoプラスエリアでの通信速度は非常に遅いので、文字ベースのメールのやり取りぐらいになるでしょう。

 さらに、もう一つの条件があります。それが、テザリングができること。テザリングとは、電話回線でインターネットに接続し、Wifiの電波を出すことができること。ちょうど、PocketWifiのように、他の無線LANのみを備えた機種でもインターネットアクセスが可能になるような機能です。これを使えば、例えば、ノートパソコンでも、あるいはゲーム機でも、ネットにつなぐことができるようになります。

 XperiaAcroは、最近のバージョンアップで、テザリングができるようになりました。HTCはもともとできます。

 ということで、現在使っている2台目端末としては、日常的には、7インチのGalaxyTabを使っています。これもテザリングが可能ですし、画面も大きくて結構便利です。重さもまずまずです。

 実は、ちょっと大きすぎるぐらいで、先程述べたように、もう1インチ小さな機種がでないものか、と思っていましたら、世界的には7.7インチとちょっと大きな新製品がでてしまいました。

 それよりも小さなGalaxyNoteと呼ばれる5.4インチのものも新製品がでましたが、これがDocomoから発売されるかどうか、それが現状の関心事です。


現在所有のスマホとその寸評

 すでに述べたように、現在7台も所有しています。

小さく軽いものから順にご紹介。

1.Huawei IDEOS
 b-mobileのものをAmazonで購入。Docomoのプラスエリア対応品のようです。
  今、アマゾンで1GBのb-mobileのSIM(本来3,163円)が2枚もついて、24,361円。実質的には、まあまあ使えますのでお買い得品ですが、評価を一言で言えば、「遅い」。

2.Sony Ericsson Experia X10 MiniPro
 海外持ち出し用としてAmazonで購入。これを持ってカンボジアへ行きます。
 現在の価格 17,400円。このモデルは、小さなキーボードが付いていて、SMSのやり取りに便利。画面の解像度が低すぎるのが弱点。最近出た新型は割合と良さそうですけど。

3.HTC Docomo HT-03A
 日本で最初のAndroid機。Docomoと契約していたもの。価格不明。評価は「遅い」。Androidのバージョンが1.6なのですが、まあそれは我慢できる範囲内。

4.Sony Ericsson Xperia Acro Docomo SO-02C
 Amazonで購入 現在の価格 39,800。
 評価:割合とよくできているけど、液晶のプロポーションが細長いのが今ひとつか。それこそ、すべての機能が詰まっています。

5.HTC DesireHD
 海外持ち出し用としてAmazonで購入。
 現在の価格 40,000円
 良くできているモデルだと思います。ちょっと重たいのが難点か。これも持って2台持ちでカンボジアへ行きます。通信用SIMが買えるでしょうか。それは、後ほどご報告。

6.Samsung Galaxy Tab Docomo SC-01C
 Docomoと契約で購入。相当高かった。
 現在価格 34、000円ぐらい
 もっとも良くできている。最近、新書を自分でPDF化して(いわゆる自炊)、それをこの機種に仕込んで必要なときに読むことができるようになりましたが、そのためには、この7インチというサイズが良さそうです。

7.NECのLifeTouchNote 3G・Wifi版
 これは、BicCameraの通販で購入。昔、MobileGearを使っていたもので、懐かしくて思わず買いました。キーボードのできはさすがでした。しかし、まず、本体が重すぎる。さらに、電源がパソコン用のものなので、非常に重くて論外。そして、Androidの調教が良くないせいか、電池が持たない。

 ということで、無難なお薦めは、1台目の通話専用としては、海外ブランドばかりなのですが、やはりGalaxyか、SonyEricssonか、HTCかの日本向製品になるのではないですか。通話用ですから、軽量なものが良いのでは。これらはAndroidの熟成度が違います。

 2台目はやはりやや大きめでしょう。タブレットでしたら、日常持ち歩くのなら、現在存在しているサイズとしては7インチがベストでしょう。Galaxy TabのPlusモデルは良さそうですが、買い換えるほどのものでも無さそうです。


1GBの通信可能量で120日間もたせる方法

 平均すると、1日で8〜9MBの通信量で抑えることになります。これでは、あらかじめお断りしておきますが、毎日、毎日使うには不足することが確実です。自宅・勤務先では別の方法でネットをアクセスし、外出時のみに使うという場合にのみ、120日間の通信量を1GB以下にすることが可能です。この形態であっても、通勤時間が非常に長い人は無理かもしれません。旅行にでているときには、通信量が相当増えるのが通例ですので、常時旅に出ている人も無理でしょう。

 さて、ここからが本文です。

 以前、Emobileの通信カードなどをノートパソコン用として使っているとき、平日いくら使っても月に3〜400MBぐらいの通信量でした。それがスマートフォンになると増えてしまって、月に1GB近くの通信量になるのはなぜなのでしょうか。

 それは、ソフトの設計がそうなっているからです。ソフトが勝手に通信を行うのです。それは同期と呼ばれる作業ですが、通信量がある程度ないと、電話会社も儲からないからだと思います。

 なにをしているのか。それは、メールソフト、予定ソフト、さらには、メーカーが独自に作ったソフトなどが、いつでもサーバーのもっている情報と同期を取っているからです。

 スマートフォンだけで通信をやっている場合でも、メールなどは20分に1回程度チェックできれば、実用上は困りません。ところが、誰かのメールがサーバに入ったとたんに、スマホにメールが来るということは、メールサーバーがメールを1本でも受け取ったら、先方からスマホを探し出して、同期をしてくるのです。

 もともとが携帯電話なのだから、即連絡がついて当然だ。確かにそのように思う人もいるでしょう。しかし、海外では、緊急の通知は、SMS(ショートメッセージ)で行うのが普通です。日本では、同一キャリア内でしかSMSを使えない状態にして、すべてのメールをMMSに誘導して、通信量を増やすというキャリアの戦略が取られていたという過去があります。

 その最たるものが、写真をメールで送る写メールだったかもしれません。なんといっても、SMSで送ることができる文字数は、日本語だと70字まで?ですから。 

 ところが、昨年の夏から、SMSがキャリアの枠を超えて、どの携帯電話にあてても出せるようになったのです。ご存知でしたか。「緊急時には携帯で連絡」の実態は、もともと「緊急時にはSMSで」だったのです。

 ということで、通信専用にしたスマホは、「携帯ではなくパソコンだ」と思い込むことが良いと思うのです。常時同期はしない。そろそろ何かメールが来たか、という思うタイミングで、自分で同期操作をすれば良いだけです。

 それには、設定→アカウント→同期設定で、バックグランドデータをOffにしておいて、必要なときだけ、同期を掛ければ良いだけ。Gmailにはメニューに同期があります。カレンダー・連絡先の同期は、同期メニューから行う必要がありますが。

 あるいは、Androidには「航空機モード」というものがあるので、これをONにすれば、すべての電波を受けることも出すこともないので、同期も自動的に止まります。バックグラウンドデータはONにしたままで、すなわち、自動的に同期する設定にしておいても、通信が不必要なときには航空機モードにすれば良いのです。

 もしもスマホ1台持ちの場合には、このワザを使うと、だれかからの通話もSMSも届きませんのでできませんが、2台持ちにすれば、通信専用スマホに対して、このようなワザが使えるのです。

 ということですが、月に3150円払うつもりになれば、こんな面倒に思える工夫もしないで、常に自動的な同期をONにしたままで、通信を比較的自由に使うことができることでしょう。

 それでも、常時、携帯回線でインターネットアクセスをするという人であれば、いくら経済的に通信をしようとしても、それは無理で1GBを超すかもしれません。となれば、正規料金を払う以外に無さそうです。

 繰り返しになりますが、節約が可能な状況というものがあって、それは、オフィス、自宅では別途ネット環境が整備さている場合のみということのようです。



 それでは、良いスマホライフをどうぞ。