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     「過去最強クラス」の台風19号記録  10.13.2019
       臨時記事です。本来の記事は明日にアップします。

               



 これは、臨時記事です。
 本日は、たった今、予定通り開催との報道がありました。日本vs.スコットランドのラグビーの観戦です。楽しみ!
 明日も休日ですので、予定されていた本来の記事は、14日にアップします。

 報道によると、過去最大級とか、何かとんでもないことが起きそうなので、記録をしてみることにしました。

 ちなみに、自宅の居住部分は、鉄筋コンクリートの3階建ての3階と屋上(プレハブの物置)。この物置は30年もので問題でした。

★11日18時 まだ穏やか
(1)屋上に置いてある我が家の物置の屋根の1/4がなんと行方不明の状況であることが分かり、残りの3枚が飛ばないように水タンクを錘としたけれど、かなり心配。15号の風で飛ばされたのかもしれない。
(2)物干し竿と散水ホースを飛ばない場所に。
(3)植物をすべて玄関内に。
(4)家内用の自転車を倒れない場所に移動。

★11日20時 まだ穏やか
(1)充電その1。バイク用バッテリーを搭載した非常用電源(大自工業製SG−1000×2台)。重い割には、余り大した電力ではないが、照明やスマホなどの充電ぐらいには使えるだろう。
(2)固形燃料を戸棚の奥から取り出す。
(3)懐中電灯などの照明の準備。最悪、スマホという状況にもなりかねないので、手元にある古いスマホもすべて充電状態に。
(4)すべての窓のロックを再確認。

★12日9〜11時 今朝から雨がかなり強い。風はまだ無風に近い。朝から、停電、断水への対策。
(1)風呂をキレイに洗って、水を張る。断水のときの台所用&トイレ用の水。
(2)屋上の状況を再チェック。

★12日11時のNHKニュース
(1)伊勢市の水害のニュースがトップ。
(2)2番目が、市原市の竜巻(?)。
(3)どうやら今晩の21時ぐらいがピークか。

★12日 11:30 雨は小降り・無風
 この家に住むようになってから30年近く、最強の台風が来たようだ。心配なものが、屋上に設置したもの。すなわち、すでに述べた物置の他にも、太陽電池・太陽熱温水器。いずれも、かなり古くなっているので、そろそろ全部撤去する方向だろうか。たった2名で居住しているだけなので。ただ、大型の地震の発生を考えると、非常用としてどれも捨て難い。もし、太陽電池が残せれば、バッテリーでも導入するか。

★12日 12:00 目黒川の状況がNHKニュースで紹介。まだ危険状態ではない。

★12日 12:30 雨はかなり断続的。やんでいると思うと、一気に豪雨となる。

★12日 12:30 我が家のインターネットは、ケーブルテレビ経由であるが、ちょっと反応が悪くなっている。どうも、大雨によって、アクセスが増えているのでは。

★12日 13:30 そろそろ停電・断水の可能性があると思うので、お湯を沸かして、あらゆるポットに入れた。1本は、インスタントコーヒーで。

★12日 14:00 不気味なぐらい静か。風はあるようだけれど、東風だと、隣の7階建てのマンションの陰になっているためか。

★12日 14:10 多摩川の状況が放映されているが、河川敷全体が水で覆われている。まあ、台風のときはいつものことであるけれど。

★12日 14:20 天体撮影をするとに、参考にしているwindy.comが、なかなかリアルな風況を伝えてくれる。18時過ぎに、伊豆半島に上陸か。しかし、時間軸がいささかいい加減だ。被害の発生は24時ぐらいまで警戒を要するようだ。

★12日 14:50 物置を見に行ったら、中が思ったよりもびしょびしょ。そこで、かなりの分量の物を室内に運び込んだ。そのため、全身びしょびしょ。

★12日 15:20 17時から城山ダムから放水を開始したとのニュース。ダムが放水すると、過去いくつか犠牲者がでることが多い。今回は大丈夫だろうか。十分に水量を減らしておくという判断をするのは、なかなか難しいようだ。

★12日 15:35 大雨特別警報が発令された。テレビ画面で見ると、多摩川の流れ方もすごいけど、本当に心配なのは、江戸川放水路あたり。ゼロメートル地域は大丈夫だろうか。

★12日 16:50 テレビ画面によれば、目黒川の水位が相当に上がっているようだ。もっとも、我が家があるのは、目黒川から東山台地を上がり、台地の平坦な部分の西端なので、洪水の危険性は無い場所。しかし、風が怖い。

★12日 17:00 城山ダムからの放水は、いささか延期ということらしい。

★12日 17:20 かなりの河川が増水中。危険な河川のリストが、NHKのサイトにもある。

★12日 17:25 NHKが発表した、午後5時現在で、危険な水位に到達している河川:荒川、入間川、多摩川、浅川、相模川の中流、千曲川の上流、菊川。

★12日 17:45 川崎市幸区が腰まで水没。恐らく近くの多摩川が溢れたのではないか。

★12日 17:45 静岡県下田市からの中継。かなり風が強い。

★12日 17:50 静岡県静岡市も風が相当に強い。

★12日 17:50 静岡県各地で避難勧告。息子の家のある函南も含まれているが、標高から考えれば(宅地43m、近くの来光川が14m、柿沢川が11m)、水没の可能性はゼロなので、いくら、大雨になっても、自宅に留まる判断が良いと思う。避難場所である東小学校の標高も32mなのでメリットなし。

★12日 18:00 Webをチェックしたところ、目黒区では、避難準備が13:00に発表されている。しかし、我が家のある地域は対象外のようだ。

★12日 19:00 台風が伊豆半島に上陸したとの報道。

★12日 19:00 ダムからの緊急放流の話が話題になっている。これは、昨年7月、四国で起きた肘川の野村ダム・鹿野川ダムの緊急放流事故の反省。

★12日 20:00
 そろそろ、小田原ぐらいまで来たのでは。

★12日 21:00
 ちょうど、東京の真上ぐらいに台風がいる感じ。風・雨ともにかなりなもの。

★12日 21:30
 城山ダム、緊急放流開始。

★12日 22:00
 かなり風が弱くなった。雨は、まだ多少降っているが。思ったよりも弱い。狩野川台風のような甚大な被害は起きなかったのではないだろうか。

★12日 22:45
 いわき市の高柴ダム緊急放流。

★12日 栃木県・宮城県各地に避難勧告。
 栃木県:宇都宮、佐野、栃木、大田原、小山、足利など。
 宮城県:色麻町、大和町 などなど。

★12日 22:30 宮城県吉田川に河川氾濫発生

★13日 河川氾濫が発生した川 
 ◆福島県 阿武隈川 
 ◆福島県 夏井川
 ◆茨城県 久慈川
 ◆福島県 北須川
 ◆長野県 千曲川
 ◆宮城県 雉子尾川
 ◆東京都 多摩川
などなど
 詳細な状況は、国土交通省のWebで。
https://www.mlit.go.jp/common/001312322.pdf

★13日 人命被害
 3名死亡 13名行方不明、108名けが(読売新聞オンライン)

★★13日9時時点での全体観
 今回の台風19号は、史上最強クラスなどとも言われたように思う。そして、進路も狩野川台風と非常に類似したものだったので、狩野川台風と同じぐらいの被害がでるのではないか、言われた。そのために、以上述べたようなのような記録を付けてみた。

 しかし、狩野川台風と台風19号を比較しつつ、若干まとめると、
(1)1958年台風第22号。
   cf.2019年台風第19号
(2)最低気圧 877hPa
   cf.19号は 920hPa
(3)予想された瞬間最大風速 100m/s
   cf.19号では、70m/s
(4)上陸時の気圧 960hPa
   cf.19号 不明だが、大差はないのでは。
(5)被害 死者888名、行方不明者381名、負傷者1138名、住宅全壊2118棟、半壊2175棟
 床上浸水 132、227棟
 床下浸水 389、488棟
   cf.19号の被害(現時点)
     死者3名、行方不明13名、
     負傷者108名
 床上浸水29棟、床下浸水113棟とあるが、統計としてどこまで信頼できるか、まだ全く不明。恐らく、暫定データ。

★結論
 という訳で、気圧の変化を見ても、予測された瞬間最大風速を見ても、そもそも、狩野川台風と比較すべきだったのか、という感覚である。メディアは、「『大丈夫』と言って『被害が出る』と怒られる」、という意識が強すぎるのではないか。そのために、驚かすような報道を行っているのではないかと思うが、もやは、様々な対策が行われ、かつ、台風の観測情報も以前よりはるかに詳細かつ正確である。このような状況を考えると、「危ない危ない」と騒ぐだけのメディアは、すでに時代遅れである

 このところ、危険度が上がっていると思われる現象は、河川の氾濫・堤防決壊である。加えて重要なのは、ダムの水量管理の考え方の最適化だろう。今後、地球温暖化が進行すると、台風は確実に強力化するので、確実な対応が望まれるところである。ダムの水量管理については、温暖化の進行によって、日本のような海洋国では、降水量は増えるものと思われる。となると、そのような方向性を加味して、水害の回避を最大の目標としたダム水量管理に切り替えるべき時代になったようにも思える。しかし、どのような対応がベストなのか、まだまだ基礎研究が重要なのではないかと思われる。

 そして、今回の最大の問題点、それは「現時点でメディアの持つべき意識」であり、過大な警告の発信で誤魔化すのではなく、「自らの『被害の事前予測がどれほど科学的、かつ、結果的に正確であったか』を競争する時代」、になったように思える。